2017-042-029-013
2017.3.20 TCなんば別館 Scr.12
午前十時の映画祭7
・高峰秀子の美しさ、森雅之の虚無
・我執、妄執。女三界に家無し
・隔世の感
午前十時の映画…
【巧言令色少なし仁】
森雅之演じる富岡が、妻がいようが、愛人がいようが、モテまくる。浮気がバレても常に沈着冷静で、誠実そうに相手に優しくする。決して暴力は振るわず、その割にはズケズケと要求する。元…
8/20
記録
20代の頃に1度観て、40代になって改めて観た。
内容をほとんど忘れていた。
今の時代の感覚で言うと、いや、これに関しては昔の感覚で言っても森雅之演じる富岡は酷い男か。
それでも…
BS NHK
たまたま観た「乱れる」が思いの外ヨカッタのでそしたらすぐこちら成瀬巳喜男の最高傑作という噂の「浮雲」もやってくれましたプレミアムシネマ。ありがたいー。
高峰秀子と森雅之。森雅之を初…
戦後の復興のなかで時代に取り残されていく男女の諦念と堕落した愛を描く文芸ドラマ。
どうしてもどうしても関係がきれなく、だらだらと続いてしまうの分かります。そう簡単に相性がいい人いませんから。悪い人…
男女の愛憎、女性同士の妬み、色々なものを背負いながら懸命に生き抜けたゆき子。戦後の猥雑な混迷期が背景となり、喜怒哀楽が一層際立っています。しかし、彼女の最期が屋久島の粗末な布団の中というのは、、、な…
>>続きを読む富岡の狡さに辟易するけどだらしない浮気男ってこうですよね…というのが余すところなく描かれているし、ゆき子のどうしても忘れられずに相手に執着してしまうところもめちゃくちゃリアルだし、それをわかってしま…
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