終盤、カールの選択が印象的だった。アイヒマンの残虐な行為も、アイヒマンから見れば、「なすべき仕事」として捉えられていたのかもしれない。権威に従うことをして、「なすべき仕事」と捉えるか、たとえ権威に逆…
>>続きを読む【1人の執念深い検事により小心者の親衛隊を逮捕され司直の元で裁かれた話し】
自分も環境下によっては忠実に命令を淡々とこなすアイヒマンになりかねないので、怖い話です。
ある意味、ビッグモーターに中…
戦後ドイツの検事長バウアーによる、ナチ残党との戦い。彼の意志と政治的な思惑が様々な観点から描かれており、正義の在り方を考えさせられる良作。
またバディものとして楽しむのもオススメ。男娼に裏切られた…
『顔のないヒトラーたち』では理解あるイケおじ上司として脇役だったフリッツバウアーが今回は主人公。こっちの方が実際の見た目に寄せたのか、眼鏡をかけた白髪もじゃもじゃのしのし歩く頑固おじさんって感じ。嫌…
>>続きを読む「顔のないヒトラーたち」の前日譚。
上記の作品では、主人公の理解者であり上司だったが今作は主役。
監督は違うがこの2作はセットで観るべし。
でも残念ながらタイトル負けしてて、アイヒマンを追い詰め…
1950年代後半のドイツ。ナチスによる戦犯の告発に執念を燃やす検事長フリッツ・バウアーのもとに、数百万人のユダヤ人を強制収容所送りにしたアドルフ・アイヒマンの潜伏先の情報が寄せられる。ナチス残党が巣…
>>続きを読むあぁ、お爺さんキャラにめっぽう弱いのだ。孤軍奮闘する姿に応援したくなる。
あんな状況に追い込まれても、なお諦めなかった執念。
カールは架空のキャラだったようだけど、実際のフリッツには味方はいたのだ…
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