この圧倒的な幸福感。それは映された対象にではなく、映そうとした主体のほうにある。
一応はドキュメンタリーということになってはいるものの、厳密な意味でのドキュメントなど存在しないという一般論としてで…
Amazon Prime Videoで鑑賞。
ウィンドーの内側に広がる世界に行きたい、職人や売り子の横で時間の流れを感じたい。——1975年、自身が暮らすパリ14区ダゲール通りの店々を撮影したA.…
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これも映画でしか表現し得ない芸術作品だ。
老夫婦たちの滋味深い顔、顔、顔。
特に香水店夫婦がいい。この夫婦のエピソードで始まり、幕を閉じる。奥さんが夕暮れ時に店の外で佇むシーンは深く心に刺さる。
彼…
ダゲール街のお店のウィンドウの内側を覗きたかった、、、
アニエス・ヴァルダは既に40を越えていたが、ジャック・ドゥミとの間に2番目の子ができたばかりで、映画制作に没頭することはできなかった。そこで…
このレビューはネタバレを含みます
アリエス・ヴァルダ監督が長年住み続けた、パリ14区の下町の人々を撮ったドキュメンタリー。
基本はドキュメンタリーなのですが、一部、お店に買い物に来た客と店主の会話には、仕込みらしき部分もあり、単な…
ずーっと観たかった1作。
観れたことだけで感無量。
街のよろず雑貨店、そんな職業もいいな。と思った。
(なにより、通勤電車に乗らなくてよい!)
店の商品は全て把握していて、雑多な中でもすぐに取り出…
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