ムーンライトの作品情報・感想・評価 - 721ページ目

ムーンライト2016年製作の映画)

Moonlight

上映日:2017年03月31日

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

3.6

あらすじ

名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校では“オカマ”とからかわれ、いじめっ子たちか ら標的にされる日々。その言葉の意味すらわからないシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だ った。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初 めてお互いの心に触れることに・・・

「ムーンライト」に投稿された感想・評価

PIN

PINの感想・評価

4.6
カメラワークが独特で、酔いそうになった。なんでもないふとしたシーンでボロボロ泣いて、たまに少し笑って、また泣いて、の繰り返し。

色々な背景や設定についての説明をかなり削ぎ落として人物に焦点を当てていた(と思う)のに、話は繋がっていて、見る側もついて行きやすい、導かれやすい優しい映画だと思った。

取り上げられているテーマが世の中で自然に流れているように、映画の中でも自然に流れていました。大衆から無視されているという意味で。
音楽も色味も好みだった。どの世代のシャイローンも肌がすごく綺麗だった。
ヤク中、いじめ、セクシュアリティに触れつつもテーマは普遍的。ハードな内容を、優しく包み込むような美しい映像と音楽が心に残る。見た目は強くなっても、いつまでもシャイなシャロンがせつない。ちょっと「ブエノスアイレス」を思い出すような雰囲気もあった。余韻の残るラストもよい。観た直後より、後からじんわり来る映画。
☆☆☆★★


2017年4月1日 楽天地シネマズ/シネマ3
あれ以上話が進むと作品の軸がぶれてしまう恐れがあったので、あのシーン・あのタイミングで終わったのは素晴らしい判断だったと思う。「観たけどどんな話だったか忘れた」と数年後こぼしてしまうような映画には絶対にならないと思う。
染

染の感想・評価

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少年、青年、大人と別々の人間が主人公を演じているとは思えない。同じ視線をしていて驚きました。「目は口ほどに物を言う」という言葉がありますが主人公の目が印象的。彼は口数も多くはないけれど、その台詞がない沈黙も時に痛々しく、柔らかく。言葉よりもよく話します。

黒人の少年たちは月光のもとで青く見える。日光のように鮮やかではないが、その青い世界では性別も人種差別も関係なく、ただひとりの人間。あらゆるものから解放される。
劇中、砂浜に座り込む主人公をそっと包むような月光の優しさに胸が締め付けられました。

ウォン・カーウァイの「ブエノスアイレス」を初めて観たときの気持ちが蘇ります。染み入るような余韻を残す映画でした。余白のある終わり方も良い。
光源の下で色は変化する。燦々と降り注ぐ陽光の下で、無味乾燥な蛍光灯の下で、スラム街の街灯の下で、そして海辺の月明かりの下で、肌の色が色彩豊かに美しく変化する。
黒人社会という他の階層社会のどこよりもおそらくマッチョイズムが優先される世界の中で、揺らぐ肌の色は寡黙な主人公の繊細な胸の内を表しているようで胸が締め付けられるようだった。
あいこ

あいこの感想・評価

3.4
これはね…純愛。
自己肯定感がないまま生きていくのはとても難しい。
NOCCH

NOCCHの感想・評価

3.3
2時間弱の長さを全く感じさせない作りはホントに素晴らしかったなー。

でも、アカデミーの最優秀作品賞がララランドじゃなくてこの作品、というのは納得いかない。
(もちろん単純な作品の評価だけじゃないことは分かってるけども)
erinippi

erinippiの感想・評価

4.0
優しい売人、売人がいいか悪いかはともかく、ひどいいじめにも負けず大きくなれて良かった。金色の歯なんかにしてても内気な笑顔が印象的。
ママは大切だよね。
Tetsudash

Tetsudashの感想・評価

3.5
アメリカの根底にある文化を理解してないと、本質には共感できない気がする。