ムーンライトの作品情報・感想・評価 - 921ページ目

ムーンライト2016年製作の映画)

Moonlight

上映日:2017年03月31日

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

3.6

あらすじ

「ムーンライト」に投稿された感想・評価

AYAKA

AYAKAの感想・評価

3.9
31.03.17 作品全体を通して白人は一切出てこない。ここ最近のアカデミー賞でも黒人のノミネートがないと叫ばれてきてそんな中で本作は作品賞受賞。これは私たちが考えている以上に意味のあることだと。

とにかく映像が美しすぎて肌が輝いて見えた。マハーシャラ・アリの存在感。シャロンの目。ナオミ・ハリス演じる薬物中毒の母親。印象に残るものが多すぎて、感じるものが多すぎて、1度観ただけでは上手く言葉に出来なくて。でも確かに心が揺さぶられて苦しくて、最後には希望をほんの少しでも見つけ出せたようで。とにかく観ている最中も観た後も感情がぶわぁぁぁ!!!となる。簡単には語れない作品だけど世界中で注目されているし多くの人の目に留まるべくして留まる作品。
賛否両論、共感できるできない…色々ありそうだね。ただ映画に正解なんてないんだから、ある意味全ての解釈が間違ってないと思う。人の意見にいちいちツッコミを入れる人ほど冷めるものはない。
noobyoo

noobyooの感想・評価

3.7
アカデミー賞を獲ったが故の違った目線で観ざるを得なかった弊害が、何とも残念な感覚を醸し出しました。

図らずも各大手シネコンに掛かっているものの、本来ならミニシアター枠での鑑賞においての密やかな出会いが、しっくり来る作品だと思います。

生まれ育つ環境を選べない悲壮な人生を背負ってしまった人々が絞り出す生活の糧は、何かしらの決着を帯びていて憂いに似た余韻を残します。

独特なカメラワークによる、ある意味幻想的な映像表現が印象的で重厚な渾身作です。
海辺のシーンが最高なのだよ。
やりきれない気持ちを抱えた主人公、誰にもわかりゃしないと心を閉ざす。頑なな態度が最も柔らかく解される場面。恋心や海風、ひとの温もりが入り混じって美しい。
本年度アカデミー作品賞受賞という事で注目されていますが「プランB」制作という事で期待していました。前作でも『それでも夜は明ける』でアカデミー作品賞を受賞していたので映画界にとって目が離せない制作会社となりましたね。

如何にも低予算で作られているなと分かる映像の粒子の粗さが逆に効果的で僕は好きでした。手持ちカメラで360度の長回しショットや画面いっぱいにクロースアップする辺りなど低予算かつ過密スケジュールならではの撮り方でした。

月明かりに照らされたブルーの描写に哀しさと美しさが混ざり合う。マイノリティな環境で生まれた美しいラブストーリーとも言うべきであろうか。
話はシャロンという少年の小学生、高校生、成人と三部構成で描かれています。そしてこのポスターは3人の顔を合わせたモンタージュとして構成されているのですが本作を観た後に初めて気付きました。顔とかよく見ると似ていないのにパーツや雰囲気が物凄く似ていて、このようにシャロンは成長していったのだなとしっかり頭の中で整理が出来ました。

全体的に静かな映画で台詞も少ないため役者陣の演技力が目立ちました。シャロンを演じた3人の役者の瞳は勿論、特にアカデミー助演男優賞受賞したマハーシャラ・アリの存在感は計り知れないもの。また助演女優賞ノミネートのナオミ・ハリスの演技は圧巻。
役者全員が圧倒的な演技を見せ、詩的な少ない台詞も印象強かったです。

決して万人受けするような作品でない事は事実ですが黒人にスポットライトを当てた作品がここまで話題になり賞を総なめしたという意味でも映画界に新しい風を吹き込んだと言えるので是非観賞されて観てはいかがでしょうか。
mi2ru

mi2ruの感想・評価

3.7
一発で理解が追いつかなかったので、インプレッションだけになるけど、「優しい映画」だな、と思った。


重いつらい身の上話を「やさしさ」で包んでみたらこうなりました、みたいな映画だったな。心を閉ざした彼を、みんなクズみたいで荒っぽいけども包み込むような優しい人々が進むべき道を照らす、優しい映画。


しかしなんか展開がいきなりすぎない?いきなりプランクトンがメダカになってそしていきなりサメになるみたいな展開を淡々と描きすぎていてなにかと行間を読むのに頭を使わされた。


「ii」の頃の、汚い言葉が飛び交うあの界隈で、「彼」だけセリフがいちいちポエムみたいで素敵だったな。全体的に黒人英語のヒップホップ感のあるイントネーション気持ちいいな。


あと、出てくる食い物があまり美味そうじゃなかったな。あれみんな「味わわない」ように食ってるのかな。


とにかく、わかったような、わからないような状態だけど、もっぺん見直すのは苦じゃないし、アカデミー賞モノはいつもそんな気持ちにさせられるのなんでだろう。
9月

9月の感想・評価

-
「 泣きすぎて、自分が水滴になりそうだ」

これは決して難解ではないはないと思う。
シャロンは果てしなく切ない。

成年を迎えても、孤独。悪夢にうなされる。

これは青春映画。
しん

しんの感想・評価

3.5
2017062
何だろ、、
万人受けはしないかな。

こういうのは社会的に意義のある作品だとは思うけど、感情移入できなかったのと「ああいう」行為の描写があまり好きではなかったのでまぁまぁくらいです。

やっぱハンディカメラの揺れる撮りかたは好きじゃないな。

気のせいかもしれないけど、男性二人で観に来てた人達がそれっぽい二人組ばっかだった(笑
narry320

narry320の感想・評価

4.4
‪画も、助演男優賞獲ったマハーシャラ・アリ始め役者全ても、創り手の目線も、何もかも本当に美しい物語。不要なものひとつも無かった中、テレサの何気ないセリフが心に刺さる。「残る映画」です。大満足。‬
kai

kaiの感想・評価

4.0
3人のシャロン役、ⅰ〜ⅲの間で顔が随分変わる。だけども3人とも共通して変わらないのが“眼”だった。
この作品のミソはとある黒人の少年期から青年期にかけての日常、人生を描いているだけだが、物語が動くためのキーポイントがあるにも関わらず説明が全くなく、滞るシーンがない所だと思う。説明が無いのを補うのが登場人物たちの眼、がマストポイントになっているかと。

2回目だと色々見るポイントが変わりそうなので二度みたい!