フィリピンのあるトランスジェンダーの駆け抜けた人生を描いた作品。
家族との確執、横たわる偏見、辛く苦しい思い出になってしまった初恋、新しい家族の形、親友との絆…色んな事が2時間に凝縮されている。
主…
時系列が行ったり来たり。混乱しつつもじわじわと引き込まれる。
ペルシ・インタランPによると、「あんなことあったね、こんなことあったねと故人の思い出をポツポツと思い出すよう」に作られたんだとか。(納得…
この映画を制作したのはLGBTに対する差別意識が発端であるという。こういった問題意識を、笑いと涙が交錯するエンターテインメント性に高めて作品にする。これは映画の役割として、最高の仕事だと思う。
きっ…
2017年最初の1本は、去年の東京国際映画祭で観客賞を受賞したDie Beautiful。若くして亡くなったトランスジェンダー、トリシャの一生を描いたヒューマンドラマです。時間軸が入り乱れるスタイル…
>>続きを読む第29回東京国際映画祭にて。
美人コンテストへの出場を仕事とするトランスジェンダーのトリシャの一生を、時間軸を揺り動かしながら描いた怒濤のヒューマンドラマ。
「わたしを踏みにじらないで」という悲…
東京国際映画祭8本目
予備知識のほとんどない観る前から何かを感じたが圧倒されるフィリピンのエース ジュン・ロブレス・ラナの力量を感じた。多少の長さは好みは分かれるが工夫を重ねた展開に主役のパオロ・…