このレビューはネタバレを含みます
リンチの出生からイレイザーヘッドにかけてと現在のアート活動を行ったり来たり、というか記憶と作業(リンチ自身の手)が写鏡のように反射し合う。
複雑怪奇なリンチ作品の根にあるのは何よりもシンプルな光と闇…
デヴィッド・リンチの幼少期からイレーザーヘッドを世に出すまでのドキュメント。健全な家庭で幸福に育ったリンチだがずっと奇妙な絵を描き続け、映画にもその奇妙さが多くの作品に反映されている。だがその奇妙さ…
>>続きを読む彼の頭の中は理解できない
だからこそ彼の作品に魅了される
デヴィッド・リンチの"アーティスト"としての側面に焦点を当てたドキュメンタリー。ちゃんとした家庭環境で育ち、普通の人間として成長しても…
『#デヴィッド・リンチ:アートライフ』
ホドロフスキーのドキュメンタリーの後だと常識人に感じられた笑。
決してぶっ飛んだ人物ではなく地に足がついていて、愛情に満ち足りた生い立ちといい、普通の感覚の人…
リンチ、話すことは少し苦手そうだった。たがぽつぽつと語られる彼の回想録の面白さだけでコンテンツとして成り立っていることが凄い。周囲の景色から得られる情念や世界の広がりと収縮を客観的に観察している。環…
>>続きを読むもっと特殊な環境の中で育ったから、感性が捻じ曲がった(良い意味で)のかなーとなんとなく予想してたけど、全然そんなことなくて驚いた。
イカれた隣人たちとか、風景とか、あの世界観がもちろん彼の内側に存在…
©Duck Diver Films & Kong Gulerod Film 2016