このレビューはネタバレを含みます
始発前、深夜のターミナルで巻き起こる
謎の美女の復讐劇。
ネオンが輝く人気のない駅は
どこか現実とは別世界のような雰囲気があって、
まさに“不思議の国”のような空間だった。
序盤から怪しげな匂い…
正直、脚本がひどいと言う印象。
「ディック・トレーシー」などのアメコミハードボイルド系のネオンに包まれた映像は唆るし、マーゴット・ロビーもサイモン・ペグもマイク・マイヤーズも演者はみんないい味出し…
メインキャストの名前をネオンサインで表示するオープニングがオシャレ。
アニーが実は○○だというのは途中で気付く。だって、一瞬映っちゃうシーンがあるし。
ラストの、説明口調で長々と真相を語るシー…
登場人物の少なさや、敢えて(?)手を掛けすぎていないセットの感じは舞台を見ているようだった。
不思議の国のアリスが全体通して出てくるけど、登場人物たちの突拍子もない会話のやり取りもそれを意識している…
マーゴットロビーとサイモンペグ目当てで見たから最後まで見たけど、それがなかったからキツかったかもしれない。
物事の真相が明らかになるまでにいろんな匂わせのシーンがあるんだけど、それが機能してなくて…
台詞回しの臭さがとにかくヤバイ
良くない方のアングラ感で前半は止めどなくキツイ
後半は、割とまともな会話になってきて悪くはないので、前半だけとても残念な感じになってる。
作品自体の湿度が高めでジメッ…
チカチカするネオンに映える、
マーゴットロビーを見るためだけの作品。
サイモンペッグの付け合わせ感。
シリアスな展開もソフトタッチで、
ぼやーっと観れる。
藤原竜也のダイナーもそうだが、
殺し…
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