【LBFF:ネルーダの気持ち】
ノーベル文学賞をカズオ・イシグロが制し、話題になっている中、私はラテンビート映画祭で1971年受賞者のパブロ・ネルーダの伝記映画「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」を観て…
監督いわく本作は『詩人を追いかけることで人生に意味を見出す警官の物語』。🕵🏻♂️ガエル・ガルシア・ベルナル君目当てで鑑賞したら、なかなかに難解(文学的👉🏻滑稽で飄々とした作風ですが"詩人の逃亡劇"…
>>続きを読むネルーダを追う警官のモノローグにうんざりしていると、どうやら彼は主人公を気取っていたらしいと分かる。メタ作品。彼が真に己を主人公とするまでの話。白紙としての雪原に赤い血が散る象徴性。
グリーグなどク…
冷戦の影響を受けて犯罪者となったチリの詩人パブロ•ネルーダの逃亡生活を、彼を追う刑事の視点も交えて描いた歴史ドラマ。
文学的な演出と台詞の応酬がサスペンスフルにこの逃亡劇を彩っている。
まさに小説…
吸血鬼政治映画『伯爵』が最高すぎたパブロ・ラライン。これもすごく良かった。ネルーダ?全く知らね、と思ったら『イル・ポスティーノ』の詩人だった。詩的な逃亡劇。叙情的に追跡するガエル警部。追跡の終わりは…
>>続きを読むチリの国民的詩人で共産主義者のパブロ・ネルーダの逃亡劇をモチーフにしたフィクション。
監督はパブロ・ラライン。
原題:Neruda
(2017、1時間48分)
1948年、政治犯として逮捕命令が出…
最初はチリ版『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』みたいな感じを期待したんだけど、政治に暗いせいか合いの手のように入るモノローグのせいか、話の内容が全然入ってこない。
あたしには難しすぎた。
チリ…
by Diego ArayaⒸFabula, FunnyBalloons, AZ Films, Setembro Cine, WilliesMovies, A.I.E. Santiago de Chile, 2016