とある街の工場長が河川敷で殴り殺され、
そして焼死体となって発見された。
加害者とみられるのは、前科のある男、三隅。
三隅は工場長に解雇された元従業員だったのだ。
そこで弁護を仕方なく引き受けた、…
ここ最近見た映画はおもしろいなぁと思うものは多かったけどなかなか肌に合うというか、しっくりくるものはなくてもやもやがあったのだけど、最高にもやもやしつつも久々にしっくりきたのがこの映画だった。
真…
隣のおっさんは9割イビキをかいて寝ていた。
起こした方が良いのか?
そんな思いを抱きながら見続けた2時間。
映画も同様に答えは簡単には出してくれない。
のらりくらりと供述をかえていく殺人者。
…
是枝版、罪と罰かなと。
人が人を裁くということ自体が傲慢な行為で、犯した罪にふさわしい罰を与えることは不可能だ。
その前提を共有して初めて司法制度は機能するんだろう。
印象的に形をあらわす十字架。あ…
観てる間ずっと(観終わってからも)、心にもやがかかった状態が続く。
これはどういうこと?って風に、少し前のシーンやカットを何度も振り返りたくなる。
各キャラの役割や心情や背景が、
何となくこうなんだ…
監督・原作・脚本・編集 : 是枝裕和
というクレジットにさすがのこだわりを感じる。是枝さんの中でもやや久々にシリアス路線。
・加害者と被害者の心理について
・司法の仕組みや訴訟経済について
・仕…
私は真実は広瀬すずから真摯に述べられていたのでは、と思います。
見終わったあとに、何か重いものがズシンと心にのしかかったような気持ちにさせられました。
もう一度見たい、けれど見るにはなかなかの気力が…
フジテレビジョン アミューズ ギャガ