センス・オブ・ワンダーでしょ。
観客の期待をいい意味で裏切る、逆ブランド主義というか、そういう才能だ。
スタジオ・ジブリなどはブランドの安心感が観客動員に繋がるのだが、この監督は違う。違うよう…
主人公のコスタは戦場の中をミルクを配達している。
村で出会った女性と恋に落ちる。
戦争が当たり前のことのように描かれて、平和になったと思ったら、また襲われて無残なことになる。
動物たちはとても魅…
戦争・結婚・逃亡というエミール・クストリッツァの定番であり、前半はいいとして後半はやりたいことをやってるのは良いけど私が求めているものでは無かったのでイマイチ。
何故コスタは女にモテているのか、…
3年ぶり2度目。
リアルワールドの話、不正義がのさばり、心底うんざりし通して、「まあどうせたかが人間だしな」と達観しそうな2025年夏、たまたま鑑賞する機会を得て、なにか運命めいたものを感じるほど。…
エミールクストリッツァ監督はフェリーニのような、ホドロフスキーのような独特の世界観があって、ちゃんと映画なのが良い。
動物と歯車時計と恋愛と戦争。
ファンタジーとリアルと残酷が入り混じった世界。ドリ…
大きな時計の場面から始まる。
時計が噛み付くよ!
どこかの村。
最前線で戦っているようだが、
どこかのどかな村人たち。
停戦時間中のそんな彼らの
関心の的でもありそうな男が
彼らにミルクを届け…