年に何本か出くわしてしまういかにも文芸的な雰囲気の映画。
映像と音が綺麗で島に流れる時間みたいなものを捉えてるのは凄いなと思ったけど、人が口に出して言うにはちょっとストレート過ぎる台詞が多すぎません…
映画「海辺の生と死」
奄美大島の青い空と青い海、花、浜辺、波の音、蝉の声と静寂、小学生たち
この世界には美しいものがあふれている。生きているからそう思うのか、死を身近に感じるからそう思うのか。
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満島ひかり、トエ目線からぐいぐい来るスーパー純愛物語。
でも戦時中の奄美の孤島が舞台なだけに島時間で流れる非常にメロウな展開。その上映時間が長い。でも何故かあまり長くは感じなかった。島の素晴らしさ…
初日舞台挨拶にて。
戦争も死と隣り合わせの恋愛も経験ないけど、その時その状況で生きていた人(トエ)の気持ちが痛いほど伝わってきた。もちろん教科書やテレビでしか戦争を知らない私が、トエさん(島尾ミホ…
これは満島ひかりの魅力がこれでもか!でした。歌声に、島言葉に。
そういえば戦争映画って苦手だった。戦争ダメ!は分かるけど、その時代に今の価値観の人がどれだけいたんでしょう?と冷めてしまう。
それ…
映画「海辺の生と死」鑑賞
忘れてしまっていた事があった。些細なようで、大事な物だったはずだ。この映画にはそんな事が詰まっている。僕はそれらをどこで忘れてしまったのか。大事に持っていたのに、無くしてし…
あくまでトエ目線が貫かれるカメラワークに、想像力が追い付かなくて最初は違和感あり。でも、島の唄が耳馴染んでくる頃には、なんだか心地よくなってきてしまう不思議。
もう一回観れば、もっと島に近づける気が…
(C)2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ