このレビューはネタバレを含みます
謎の青年が説明もなく急にブルジョワの家に訪れる。「ファニーゲーム」の様に一家が惨殺される様な映画だと思っていたがその青年は残酷な行為はせずに突如として「明日、家を去ります」と言い去っていく。
こ…
今やっと気づいたの
何にも興味がないという事に。
【感想】
《聖なる鹿殺し》を見た時の感覚に似てる。伝えたい事は分かるし映像も美しいんだけどあまりに寓話的すぎて、直感に響いてこない感じ。あとまぁ《…
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イタリアの鬼才パゾリーニの一本
謎の美青年に翻弄される一家を描いく
「テオレマ」は「定理」や「定式」を意味するイタリア語
ミラノの裕福な一家の前に現れる謎の美青年は、一家全員の心の奥底にある欲望を…
謎の青年の訪問によって、ブルジョア一家の崩壊を風刺を交え寓話的に描いた宗教的問いかけも含む作品。T・スタンプ演じる謎の青年は神か悪魔か。。F・ベーコンの画集を大写しで見せるシーンや、唯一神聖化された…
>>続きを読む裕福な家庭に突如客人として来訪した青年。その妖艶な魅力によって一家は誘惑され、心を掻き乱され、やがて混乱と崩壊の道へと向かっていく……。神秘性を伴った変な映画である。ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作…
>>続きを読む素晴らしいエンタメは古びないが批評によったアートは古びて見える。共産主義に対する実存的不安、とかどうこうより家族が抱える問題が現代においてはすごく新宿駅的に見えてしまう。
遠景は上手いがバストショッ…