川口浩たちがビールに睡眠薬を仕込み若尾文子たちをホテルへ連れ込む際の、彼女たちをまるで荷物か何かのように抱え込むショットが凄い。他大の学生をけしかけてパーティーの儲けを強奪させるシーンの俯瞰ショット…
>>続きを読む早稲田の学生が、りそな銀行(旧:協和銀行)勤務の父親に借金してイベントを企画し、女子学生に睡眠薬入りの酒を飲ませて強姦する話
まんまスーパーフリー事件を1956年に映画化している
原作の石原慎太郎…
荒れた学生の末路の作品っていうのはどの時代でもあるけど、ここまで純粋な反抗する青年は効果がないかも。特に魅力もないし、人としての弱みがないからこっちも「すがる」気持ちもない。そう思わせたってことは、…
>>続きを読む評価が難しい。面白い面白くないで語ることが難しい作品。
親の働いている銀行でパーティの資金を借り、女性に睡眠薬を飲ませてレイプする。知的にも経済的にも恵まれた大学生の若気の至り。
アウトローが格…
学生特有の粋がったデカダンスは相変わらず嫌い。
これだけは時代を超えて嫌い。
だからこの作品は僕にとって苦行の連続だった。
妬んで僻んで、僕に知れるはずがないから知りたくないと思っていた。でも学生が…
「ちぇ」の絶滅
もはや考古学的資料のような、それでいて尚且つ、ある種の鮮やかな青春の匂いを放ついくつもの挿話。
物語が川口浩を縛り、あとは終幕を待つのみだという時にこちらを見据える若尾文子の目つ…
是非はともかく、知性による生の支配を、ケンカやレイプといった身体的行動によって脱してゆき、最終的には、動きを封じられた上にナイフで刺されるという肉体的苦痛により、遂に脱出を完了するという集約のさせ方…
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