佐藤泰志さんの初期代表作を三宅唱さんの脚本と監督で映画化した本作は、函館を舞台に人生のモラトリアムにいる、主人公の〝僕〟、静雄、佐知子という3人の若者が本屋で働き、アミューズメントバーで飲んで遊んだ…
>>続きを読むゆらゆらした3人が各々に悩みながら寄り添う生活
確かに人間関係って糸が絡むように複雑で
誰かが早々に結び目をほどかないと
最終的には切ることにもなる
「誠実」って思われると信用されるけど
本当は息苦…
大きなストーリーの盛り上がりもなく、地方都市に住む男女3人の少し気だるげな生活を、ただその空気感で味わう映画。
地方都市から上京した身として、あり得たかもしれない一つの生活として郷愁を感じる。東京…
「あの頃はよかったなあ」と青春時代を懐かしむ時がある。学生時代のあの頃だけの輝きを懐かしむ時がある。
けど “ 青春 ” って学生時代で終わりじゃなくて、大人になってもある意味まだそれは続いていて、…
3人の青春をまさに「切り取る」といった映画。佐藤泰志に独特の一人称であってもまるで三人称であるかのような距離感がカメラでもしっかり再現されていて感動した。その距離感ゆえに、映画の最中、とりわけクラブ…
>>続きを読むHAKODATE CINEMA IRIS