売春防止法が国会で審議されている最中、吉原の売春宿を舞台にした女性たちの群像劇。溝口健二監督の遺作。
女性を描き続けた溝口監督だけに、様々なタイプの女性像をしっかり捉えている。
⚫︎客から金をせ…
ずっと観たかった京マチ子×若尾文子の赤線地帯の群像劇。
したたかな若尾さん、サバサバマチ子さん。
今作は若尾さんが嫌な役ではあるがあの時代のあの状況ではあれが正解なのかも。
わたしの大叔母がし…
(メモ)
鑑賞日 2023年
監督 溝口健ニ 白黒の肖像画めっちゃ優しそうな雰囲気だけど、めっちゃすごい監督。黒澤明監督・小津安二郎並ぶ日本3代映画監督。
動機 先ずこの監督知ったのは映画を勉強し、…
ミッキーみたいにサバっとやってけるもんやないんやろなあ、あっけらかんとしたキャラクターかなり面白いけど。
したたかに生きなきゃ生きていけないけど、その道もかなり細い。家族や周りからの侮蔑的な目に耐え…
めっちゃいい、
西鶴一代娘が恐ろしすぎて観るに耐えなかったぶりやからビビってたけど話の展開は祇園囃子よりで安心した。
登場人物多いから個々の不幸を寄り添って観て一緒に苦しむ必要もなく、キンタロー顔と…
溝口健二監督、成澤昌茂脚本、京マチ子、若尾文子、木暮実千代、三益愛子、町田博子、川上康子、進藤英太郎出演、黛敏郎音楽、宮川一夫撮影、1956年作品。本編の一部に芝木好子『洲崎の女』を導入しているが、…
>>続きを読む女たちが手のひらを返すときの力強さに都度ぐっときた
短い時間で異なる5人を描き、それぞれの背景を説得力を持って見せるのが凄い
悲劇でもハッピーエンドでもない最後は変化の有無を示唆しないというか、彼女…
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