1964年、パリ。
天才彫刻家アルベルト・ジャコメッティの記事を書いていたアメリカ人作家のロードに、アルベルトが『肖像画』のモデルになってほしいと依頼する。
アルベルトの最後に手掛けた肖像画について…
このレビューはネタバレを含みます
※スコアをつけられない。
教授にお勧めされ視聴
アルベルト・ジャコメッティが一枚の肖像画を描く物語。
自身の作るモノに常に満足がいかない。描いては悶え苦しみ、描くのをやめ、また描く。それらを消し…
マーク・ストロングと見分けがつかないでお馴染み、俳優のスタンリー・トゥッチが監督を務めた。彼の監督した初作『シェフとギャルソン、リストランテの夜』は非常に高く評価されたのだが、次作となるこの『ジャコ…
>>続きを読むかつて肖像画が写真の代わりだった時代、本物そっくりが求められた。写真が発明され普及すると、肖像画はその役目から解放され、より自由な表現へ。
本質に迫ろうとする悩めるジャコメッティ、個人的には作品とも…
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