このレビューはネタバレを含みます
作品に納得できなくて書き直し続ける芸術家と、モデルになってしまったがために延々と帰れない記者さんのお話
正直、どう見たら良いのか全く分からなかったのですが
最後の駆け引き〜お手紙の内容に笑ってしま…
ジャコメッティ作品は
どこか人間の虚無感を放ってて
それが悲しいけど本質的で
空間にフィットするような製作手法が好き
コペンハーゲンのルイジアナ美術館で
観てからすっかり虜
パリで美術館に行く前…
マーク・ストロングと見分けがつかないでお馴染み、俳優のスタンリー・トゥッチが監督を務めた。彼の監督した初作『シェフとギャルソン、リストランテの夜』は非常に高く評価されたのだが、次作となるこの『ジャコ…
>>続きを読むかつて肖像画が写真の代わりだった時代、本物そっくりが求められた。写真が発明され普及すると、肖像画はその役目から解放され、より自由な表現へ。
本質に迫ろうとする悩めるジャコメッティ、個人的には作品とも…
彫刻家として有名なジャコメッティが肖像画を描く18日間を収めたドラマ。描いては消して、描いては消して。削ぎ落とすことで真理は見えてくるのか。作品となると対象者以外の何かと向き合わなきゃいけないもんな…
>>続きを読む©Final Portrait Commissioning Limited 2016