ヴァレリオ役のアンドレア・ピットリーノ君がとにかく良かった。
13歳という多感な時期に住み慣れたローマから新しい街トリノに移り住む〜新しい環境への戸惑いからなかなか馴染めないでいるヴァレリオが、自分…
退屈そうな映画だと思ったのでスルーするつもりだったけれど、「午前十時の映画祭」と岩波ホールでかかる映画はやっぱり見ようと思い直し鑑賞。
夫の家庭内暴力から逃れるため12歳の息子バレリオと2人、ロー…
秋の冷たさや物悲しさを象徴するような作品だった。
人生順風満帆なことばかりじゃないけれど、うまくいかないことばかりでもない。
自然と涙が溢れてくるような、心に染みるとても良い作品だった。
自分の人生…
絶望がこわくて気がついたら期待しない方を選んでしまっている。
早く明日が過ぎて、あさってもまた早く過ぎればいいのにと、ただ徒らに流れている。
だから、大きな不安は拭えなくても明日はちょっと良いことあ…
イタリア(だけではないが)
の見過ごしごちな問題が随所に散らばめた、母と息子の新たな土地での出発・これからを描いた作品。
息子の眼が本当にきれい。
story全体としては一体感を感じにくいが、ちょ…
先行きの経済的不安、子どもの守られるべき環境の貧困、DVから逃れても不安定な環境と隣合わせなストーリー展開がいやに。
同時に頼ることができる人が一人いて、人生というものがたりがまた始まるということ…