制作時では近未来の2021年〜2022年の物語。
「社会奉仕プログラム法」が制定され、多額の奨学金の返済に難渋する学生が在学中(?)卒後(?)自衛隊や介護施設で一定期間働くと減額される仕組み。それが…
前編、後編と別れている長い映画は苦手だけどこれは面白かった。
シンジと健二の友情は何にも変えられないもので、2人が離れた時にすごく悲しかった。でも人が成長するためには何かを失わなければならないのか…
自殺の話とボクシングの話が後半でどのように関わってくるのだろうと思っていたけど、結局よく分からなかった。バリカンケンジを殺したのは殺人であって自殺じゃないし、自殺抑止やらの展開は必要なシーンだったの…
>>続きを読む7月5日(月)
二段ベッドの上段で寝たふりをする新次が、下段で寝る建二のすすり泣く声を静かに聞いて、丁寧に目を閉じたところが良かった。「きみみたいになりたい。」と縋った建二に対して、新次が「俺は俺で…
闘うすべての者たちへ。
宿敵である裕二との対戦がついに決まり、物語はクライマックスに突入すると思われたが、すぐ近くにいた男が因縁の相手となる展開が切なかった。
前篇は「生きる」がテーマに感じたが…
主題歌「今夜/BRAHMAN」
映画2作目という事実を疑う監督の素晴らしい手腕。
広く、狭い新宿という土地にポツンポツンと取り残された者達の運命が1つ1つ繋がっていく。
ライバル裕二との血湧き…
盛り上がった前編に続いて後編を観賞。
生まれも育ちも違う2人、菅田将暉とヤンイクチュンが見せる友情の前編から宿命の対決となる後編へ。
さらに熱量が増して気持ちが入ってた。
菅田将暉を捨てた母に木村多…
"言葉なく、荒野の進み方で示す"
前後篇合わせたレビュー
重要なシーンは言葉数少なく、態度だけで伝えるという難しい群像劇を、時間をしっかり使うことでまとまっていた。
前篇で投げかけられた様々…
登場人物全員が何かしら問題を抱えてるのに男達の物語やから男達のことしか語られていないのが凄い良い。2人にとってそこはどうでもいいってことかな。冒頭の爆発やらテロやらこの2人には最後まで直接的に一切関…
>>続きを読む(C)2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ