前編を受けての後編だが、さすが尻上がりに面白くなる物語展開は素晴らしいです。
また、物語のテーマとして『人はなぜ闘うのか』ということをひとつ挙げていると思うが、ボクシングという軸はブラさずに様々な…
前半の感想貼り付けます。
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2020年、寺山修司の命日に。
競馬、自殺、親捨て/子捨て、家出、どもり、戦争、性そして、ボクサーと片目のトレーナー(あしたのジョー感)。
寺山要素盛り…
宿命に抗う
共にプロデビューを果たしたバリカンと新次。同じジムを拠点に二人の運命が枝分かれする模様を描く。
バリカンの孤独が浮き彫りになった後篇。
裕二に対する熱量が増す新次と裏腹に自分と向き合…
脳などにダメージを与えることを目的にするスポーツ、競技人口が少なめなため、勝ち上がるには県内の知り合いを倒さなければならない。
それができるのがハングリーで、具志堅用高はその意味でもすごかったと…
寺山修司のエッセンスを詰め込んだような新宿の猥雑な裏通りが良い。
5時間を超える長編力作。
全編を通しての熱量が凄い!
ボクシングシーンが特に圧巻!
登場人物皆が何かしら心の傷を抱えている。
それで…
寺山修司が執筆した唯一の長編小説を原作に岸善幸監督が映画化した前後編の後編となる2017年の日本映画
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東日本大震災、自衛隊海外派遣、自殺問題など、原作の寺山修司の作品にはなかった現代問題を盛り込…
熱量そのまま。
ラスト、違う展開も予想してたけど、あれで良かったよな。
凄すぎて言葉が出ない。
主役の2人にはいい物を観せてもらいました。
このポスター格好いい。
歌舞伎町の猥雑な街とストイックなラ…
最後のふたりの試合あたりからエンドロールまで、涙が止まらなかった。。
どんな感情からの涙か説明ができないけど
前篇に感じた気持ちとか、ラストシーンの高揚感を超えることはなかったけど、後篇のラスト…
原作未読。寺山修司って名前は聞いた事ある程度。
めっちゃ良かった前篇から1年後、2022年新宿が舞台。
前篇は場内で何度も笑いが起きたが後篇は無し(無くもないんやけど)。
前篇と少し雰囲気が変わった…
(C)2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ