国立西洋美術館に入る前、「地獄の門」が聳える袖の喫煙所でベンチに腰を下ろし煙草を一服しながら視線を上げる。ロダンがこの作品の制作に取り組む頃に出会うカミーユのその後の人生。彼女にとって「地獄の門」は…
>>続きを読むジャック・ドワイヨンの映像が美しい。美しいんだけれども、ヴァンサン・ランドンのロダンはイマイチ。あごひげはサンタクロースの仮装みたいだし、芸術家の風格と繊細さに欠ける。
カミーユはアジャーニ版があま…
ヌードの妊婦のモデルにおもちゃのような男性器をつけて小鬼のようなバルザック像を彫るシーンだけ妙に現代的。女好きですぐにモデルに手を出し、「失敗作に署名するわけがないだろ」と子どもを認知しないクソマッ…
>>続きを読むロダンが「地獄の門」や「バルザック」を制作する過程や、弟子であり愛人でもあるカミーユへの愛情を描いている。もっと深く掘り下げた作品かと思ったが、断片的な場面を集めて淡々と進む感じで、いわば日記帳の動…
>>続きを読むロダンの凄さとか作品の背景とかもわかって楽しかったけど
男性としてはやばすぎて笑った。時代もあるけどそれにしてももはや爆笑の域。
昔はわりとこういう人も好きだったな。今もほんのり好きだけど笑っちゃう…
このレビューはネタバレを含みます
2017年11月21日前後に鑑賞。
秋になり人恋しい私が観てしまったドロドロモテモテ映画。
ロダンってもっと哲学者みたいな人とばかり思っていたけど違うのな。正妻が居ながら弟子カミーユクロデールと恋仲…
19世紀末パリが自分の大学と院時代の専攻だったのでかなり胸熱な気持ちで観たからか、少し残念。芸術と愛と苦悩というありきたりな(けど、自分の日常に入れたら絶対ダメなやつ)要素で、期待を超えるのは難しい…
>>続きを読む© Les Films du Lendemain / Shanna Besson