この作品が持っている気持ち悪さが狙った物であるとしたら傑作、そうでないとしたら駄作、でもこれは絶対に狙ったものだろうから傑作、大島渚の『儀式』同等の気持ち悪さを有する。適当な囲いがあれば人も来ないし…
>>続きを読むすっかりチェックを忘れていた。何だこの畸形かつ正統的な傑作は。これ以上はまともに撮れないというくらいまともに撮るかと思えば妙な歪みを画面にもたらしもしたりして、この辺りの振れ幅がにわかには掌握しがた…
>>続きを読むこういうものが撮りたかった。と、
こういうものしか撮れなかった。では、
全然違う。
色々と微妙で中途半端な中、
中途半端なりに出演者はそれなりに良い味を醸し出して居たのがせめてもの救い。
て言…
傑作だった。西山真来の心情の変化を説明的なセリフや心理描写で表現しない潔さ。人物の行動と不意打ちみたいなカット繋ぎの唐突な画面展開が素晴らしい。
地方の町で複雑な血縁を持つ家族の物語は昔も今も文学…
初堀禎一作品。本当に気持ち悪い映画。映画そのものが歪んでる。最高。病室のシーンや葬式のシーンはどこかで見たはずの景色だが、なにかがおかしいという違和感。きもいきもい映画。本当に最後は気持ち悪くて泣き…
>>続きを読む面白かったー。ほんとヘンリー塚本ぽくて良い。母の卒倒の反復がすげー怖い。ラストは訳の分からぬ叙情にポーッとなる。ロケ地も涼しげでこの時期にサイコー。
しかし一点、あのズーム用法だけは理解しかねるな。…
最近観ただけだけど、少し『ゲームの規則』のことを考えたりした。そんな、設定したシチュエーションの中で人物が本能のまま動き出すような映画。暗いところでは人間は動物に戻るというか。運命なんて言葉を使って…
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