すばらしき映画音楽たちの作品情報・感想・評価 - 27ページ目

「すばらしき映画音楽たち」に投稿された感想・評価

mars

marsの感想・評価

4.5
映画が総合エンターテインメントであることの証明

日本音楽はどこからか系譜が途絶えて、いや伝統とかいう別物になってしまってエンターテインメントを俯瞰するような立場になってしまったのではないか
更にロックバンドのタイアップに頼ってお互い売り上げに貢献するスタイルがいかにもお手軽だと気付かされる
要するに歌詞が映像に絡み付いてPVなのか?と思わせる場面を沢山作るのは映画としては端折りの部分、楽曲提供者へのボーナスなんだなあ


「すばらしき映画音楽たち」の原題は「score」だ
オーケストラは初見で仕事をする。
でも統制されない音楽こそ映画には必要だと言っていて映画って生きてる!とめちゃくちゃ嬉しくなった。

ハンス・ジマーはこの仕事を愛していると言った
果てしない「自己実現」に尊敬の念を抱かずにはおれない
その愛から生まれた音楽、映画は人間が生み出した素晴らしい財産だと思う

考察はともあれ宝箱のような映画だった!
二代目

二代目の感想・評価

3.5
わかりやすくていい。
しかし、映画作曲者たちは偉大である。
エンドロールでも立たない方がいい。
音楽は時に、映画の主役にすらなり得るということを証明するドキュメンタリー。あっという間に終わってしまった。改めて観直したETのラストシーンには、自分でも驚くほどに泣かされてしまった。

「オーケストラ中心のスコアから電子音楽家にも門戸が開かれた」近年の変化から、トレント・レズナー&アッティカス・ロスへと流れる展開はとても気持ちが良かった。だが欲を言えば、その先が端折られてしまったのは個人的な心残りだった。「映画音楽はすなわち実験である」という劇中の言葉をそのまま実践している、ヨハン・ヨハンソンやらマックス・リヒター、ミカ・レヴィなんかの近年の活躍は、まさしく映画音楽が今後向かっていく未来の一翼を担っているはずだからである。

そもそも、キリがない。こんなにも奥深い映画音楽の世界、たった90分あまりでは到底語り尽くせないのかもしれない。言うなれば今作は「すばらしき (英語圏の、オーケストラ) 映画音楽たち」。そう思えば、神や伝説とよばれる巨匠たちの偉大な功績を讃えるドキュメンタリーとして、最高に見応えのある作品だった。映画を観終わって入った劇場のトイレで、さっき観た映画のテーマ曲を口ずさんだ経験のある人、必見です。
あ

あの感想・評価

4.0
楽しい〜
ところどころで観客が笑ったり劇場の雰囲気も良かった
Kumi

Kumiの感想・評価

4.8
前回の上映が売り切れで諦めてたとこ再上映してくれて本当に感謝だったんけど、もうとにかく後半が鳥肌立ちすぎて、なるほどこういうことなんだって思いました。
当たり前なんだけどジョンウィリアムズの尺がすごい長くておおってなったのと、超個人的にハンスジマーもうちょい特集してくれ、ってなった笑
でもブライアンタイラーフォーカスしてくれたのは嬉しかったです…。
E.Tで初めて泣いた…
映画が更にもっと大好きになった。感情を音楽で表現すること、ストーリーに奥行きを与えること、それらを「自分で鳥肌がたつ」レベルで作り上げること、ぜんぶが映画愛に溢れていて、感動した。
ジョン・ウィリアムズ氏の仕事を怒涛のダイジェストでみせられた時、あまりにも圧倒されて、どれも何度も観た映画のワンシーンなのに、涙が出てきた。
ハンス・ジマー氏の仕事も好きすぎて、ぜんぶ観直したい。音楽のチカラ、凄い!
shiro

shiroの感想・評価

4.0
とてつもなく豪華。
こんな凄い映画音楽だから映画が面白くなったんだよ、って本当です。
A

Aの感想・評価

4.8
札幌国際短編映画祭
SAPPORO SHORT FEST 2017
長編特別招待上映
at 札幌プラザ2・5

僕が映画を頻繁に鑑賞するようになったきっかけは、トロンボーンを吹いていた小学生のころ、友人が教えてくれたいくつかの映画音楽のメロディーだった。そのメロディーに魅了され、映画をみはじめた。その映画音楽というのが、『レイダース・マーチ』、『彼こそが海賊』、『ジュラシック・パークのテーマ』、『スター・ウォーズ メイン・タイトル』だった。
それらの曲を作り上げた、いわば僕を映画の世界に引きずり込んだ神様のような存在であるジョン・ウィリアムズやハンス・ジマーをはじめとする大作曲家たちを中心に、映画音楽の魅力に迫ったドキュメンタリー。
あの大好きな映画音楽と名シーンの数々を大音量で大きなスクリーンでダイジェストのように見られるだけで幸せなのに、映画音楽の歴史、その効果、名曲誕生の秘密や、作曲のプロセス、作曲家の苦悩とこだわり、加えて作曲家・音楽プロデューサー・演奏者たちが映画の作製という仕事に携わることができる喜び・やりがいを語ってくれる。映画愛と熱意に溢れていて、とにかく最高。
上映終了と同時に観客から拍手が沸き起こるというのも、今までで初めての感動の経験だった。
見ようと思えば、実家でWOWOWでの放送を録画して鑑賞することもできたが、わざわざ劇場まで足を運ぶ価値があった作品。
taka

takaの感想・評価

4.5
映画好きからしたら永久保存版確定の素晴らしい一作。よくぞ映画音楽の歴史と作曲家達の制作秘話を1本にまとめてくれた!という一言に尽きる。
説明不要の素晴らしい世界の再記述。

単純に知識もたくさん得られたが、それよりも、「こんなに繊細で緻密に練り上げられたパワフルな世界に映画は支えられていたのか」ということを改めて教えてくれるような映画。潜在意識下の物を意識化まで持ち上げてくれるような、素晴らしい体験ができる。

有名な映画がたくさん取り上げられるので、置いてきぼりにはならなさそうな内容で非常に優しい。

感想=ネタバレになってしまいそうなのであまり多くは書かないが。とにかく、映画音楽好きな人も、映画音楽にあまり興味を持っていない人も、必ず貴重な発見があると思うので、全ての映画人、音楽人は必見。

とりま、ジョン・ウィリアムスは最強。