血染の代紋の作品情報・感想・評価・動画配信

『血染の代紋』に投稿された感想・評価

深作欣二監督が『仁義なき戦い』より3年前の1970年に公開した社会派の任侠映画。

実録シリーズではなさそうだが、当時の日本の世相をよく反映させていると思われる。
つまり任侠よりも高度経済成長の渦中…

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時代背景が大いに関係していると思うが、『解散式』や『博徒解散式』をよりドラマチックにグレードアップしたような映画。 計算高い大門をスラム育ちの2人が復讐する様は見ていて痛快。実録やくざ映画の片鱗があ…

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親友同士が敵対してしまいますが、最終的にほんとうの悪の存在に気付き、手を組んでやっつけるという筋はベタではありますが、その親友同士が梅宮辰夫と菅原文太ですから、胸が熱くなりますね。当時のやくざものは…

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黒羊
3.2

深作欣二監督、菅原文太、梅宮辰夫、室田日出男、鶴田浩二出演。1970年公開。

仁義なき戦いが1973年やから仁義の前に撮られた映画なんやね。そう思うとやっぱ仁義よりパワーや勢いは無い。

終戦から…

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このレビューはネタバレを含みます

地元のスラムをめぐる利権争いを描いた物語。まさに任侠映画のあらすじそのものだが、『仁義なき戦い』以降の荒々しさや無常感が滲み出ていて、この頃の深作欣二は、自我と仕事のバランスをなんとか保ちながら撮っ…

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もの足らんティーノ

深作欣二

もっとなんかよこせ

普通なんだよ

この程度の利権でさ

スラムのヤツらに焦点当てて

俺のハートにもっと熱いナニかをよこしてくれよ

時代背景も良いのにさ

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決して悪くはないんだけどね〜な初期・深作欣二らしい映画

キャラクターが全く描けてない
特に鶴田浩二と長門勇
鶴田浩二は絶対にゴリ推し出演だろうな
もう登場から退場まで全てが適当で行き当たりばったり…

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このレビューはネタバレを含みます

 殴り込み前の車の使い方が上手い。画面回転もその後に逃げる渡辺文雄の背中を繋げることで勢いの持続をさせている。素晴らしいのはラストに向けた盛り上げ方、渡辺文雄の悪行がとんでもなく悪辣なもののため、執…

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深作が実録もののタッチで描く、廃れゆく現代仁侠の世界。二代目を継いだ文太は、倉庫の権利を巡っての競合する組と対立。立ち退きをめぐる、住民との闘争など、経済やくざ的背景の、文太、梅宮の現代やくざの健作。

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