うーん。
どんどん進む人間関係の希薄化が問題視されている現代において、
指のワンタタッチで人を選別するクセがついている人たちがご高齢になったら、どうするんだろう。身体が動かなくなったらどうするんだろ…
世間との交流を持たない夫婦の老老介護の果て。考えたくない避けていることをドーンと突きつけられたような感じ、辛過ぎる。
前半は羨ましいくらいの夫婦愛。こんなに献身的に夫に介護して貰えるなんて、まずうち…
老々介護の悲しい結末を30分の映像におさめた佳作。
ネタバレ。
そして以下、一個人の意見なのでもちろん異なる考えの方がいても当然かと思います。
実際に老々介護が為されているご家庭が、全てこのよう…
「命の果てのその先の 以遠の旅の行く先は 北か南の地の底か はたちの母のふところか」
この作品を観て堀口大学のこの詩を思い出した。
もっとも映画の内容と堀口大学の詩は関連は無く描いているものも違うの…
一時期、TLを賑わしていた「茶飲友達」の外山文治監督による30分の短編作品。「Still Dark」しかり「カランコエの花」しかり、これくらいの長さの短編作品は、本当に映画として良作が多い。
老々…
セリフがないことで
心を強く揺さぶられた。
旦那さんの深い愛情に
涙が止まらなかった。
「分かってますよ。辛かったですね」と
声をかけたくなった。
老老介護の限界。
たったひとりの人間を
たったひ…