金子文子と朴烈／朴烈（パクヨル） 植民地からのアナキストの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

東京の道端で、金子文子がいきなり朴烈に求愛する場面で開幕するこの映画は、
二人が大逆罪で終身刑になるまで、息もつかさせない程の緊張感で、観客の心を捕えて放さない。
文子役のチェ・ヒソの情熱的な演技と…

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なんという人生なんだ朴烈。
なんという女性なんだ金子文子。
ジャケ写が実物の写真と一致している！
2人が出会った1923年の関東大震災で、朝鮮人は酷い目に遭う。当時の日本の雰囲気は、傑作『福田村事件…

文子が朴烈にそこまで同調する理由がわからず、熱意についていけなかった🥺
でも関東大震災の朝鮮人大量虐殺は本当にひどいと思う。語り継いでいくべき。

文子のWikiを見て、あまりの報われなさに同情する…

命懸けで愛と信念を貫く文子。その内から発せられる眩い生命力の輝きに圧倒された。そんな文子の熱情を受け止め包み込む朴烈の静かな力強さ。2人の深い絆が感じられる法廷シーンが素晴らしかった。どんな状況でも…