リアリズムに過度に富んだショットから(瓜二つの男、唐田えりかの「剥き出しの女感」等の)設定の非現実的な要素への着眼点の変化を見事に映し出すことによって、物語が僕自身の感情を侵食しエスカレートしていく…
>>続きを読むあらすじを全く知らずに見始めたので、東出昌大が一人二役として話が動き始めたときは、どうなるんだ?という気持ちかつ、ところどころホラーみがあるのも相まって展開は気になった。
配給会社の名が偶然体現し…
・劇中歌も、エンディング曲も選曲神。
・りょうへいとの新居にバクが訪れて来た際に流れる劇中歌、もはやホラー。唐田エリカの心にバクが侵食していく感じも、あの劇中歌が醸し出していた。
・濱口監督の実験的…
所々目を惹かれるショットはあったものの、全体としてはあまりハマらず。
リアリティなんて言葉を、違和感を剥き出しにすることでフィクションと現実の境目を曖昧にするという手法を得意とする濱口竜介作品への…
COMME DES CINÉMAS