原一男の作品はあまり観たことがないけど、対立の片側に(過剰に)監督が立ち、油のように介入している作品はドキュメンタリーとしてあまり好みじゃない。
過度に造られたキャラクターたちは愛おしく、問題につ…
原一男の新作はアスベスト公害の国賠訴訟を追った200分超の大作。国の不作為を糾弾する筆圧の強い作風だけど、同時に笑えるシーンも多くてびっくり。夫を石綿肺の合併症で亡くした直後の原告の一人にインタビュ…
>>続きを読むアスベストによる健康被害を受けた石綿工場の元従業員や近隣住民らが国を相手に裁判を起こし、その結末までを描くドキュメンタリー。
裁判の結果もそうですが、中盤以降は原告側の"怒り"によりフォーカスして…
怒りについての物凄い映画でもあるし、それ以前に、どのようにして 日本がクズの国として浮いているのかがしっかり映っている。裁判制度としての結果だけなら10年近く前から出てるのに、兎に角逃げに逃げ、アス…
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