全身からあらゆる感情の痛みが放射される。監督自身あるいは女性の肉体が、ぺらぺらの紙同然に、切り貼りされ、変態する実験短編ドキュメンタリー。
アフリカ専門の人類学者ジャンルーシュ×社会学者/映画理論家エドガールモランが手掛ける野心的実験映画。シネマヴェリテ=真…
>>続きを読む阿賀野川流域に刻まれた新潟水俣病の記憶。次世代にその記憶を伝承する営みを記録しながら、土地に生き語り継ぐことの意味をたどる。
2月4日。 恵比寿ガーデンプレイス、朝飯を食べる安い店がまったくない。ファーストフードもファミレスもない。スタバだけが…
>>続きを読む祖母の記憶の描き方 監督の祖母二人の記憶をテキストにし 俳優に朗読してもらう 祖母たちの日常の映像をインサートで …
>>続きを読む故郷ハイファを追われ、ベイルートに住むかつてジルク島の油田施設などで働いていた男の人生。石油パイプライン建設に伴うこの土地の歴史と現在が交差する。
495分! GYAOが3月末でサービス終了と聞き覗いてみたら、なんとこのドキュメンタリーがあるではないですか! G…
>>続きを読む大阪・泉南地域の石綿(アスベスト)工場の元労働者とその親族が、損害賠償を求め、国を訴えた“泉南・アスベスト国賠訴訟”。その8年にわたる闘いの全てを記録したドキュメンタリー。
No.3228 『対応する官僚の、滑舌と顔色100%悪い説』 ================= 私の愛する父が…
>>続きを読む【YIDFF2019:宗教は《理性》を失わせる】 かつてNHKで山形国際ドキュメンタリー映画祭(以下YIDFF)とのコ…
>>続きを読む【YIDFF2019:《ビルハ》別れに伴う痛み】 「インド郊外の農村では移住労働者として都市部に出かけ、そのまま消息を…
>>続きを読む韓国とカザフスタンを繋ぐ鉄道内の映像を500×500ピクセルの正方形が解析しつづける。表示される無機質なテキストの奥には皮肉っぽい余情を感じる。
古いテレビ画面に映ったような、タイの都市の粗いイメージが悪夢的に重なり、悲観的な機械音声が囁き声で先人への罪悪感と未来へのおそれを吐露する。
住む土地を奪われ、アイデンティティの消滅の危機に瀕しているパレスティナの人々。民族舞踊「ダブケ」のステップで歴史と文化を身体に宿し、現代に生き続ける。
シリアに暮らす父とフランスに亡命中の娘のオンライン会話。接続が不安定でノイズだらけの映像と、途切れがちな音声。埃のついたモニターに映る電子信号が、かろうじて二人をつなぐ。
台湾先住民の長老は民族の言葉と日本語を話す。長老の孫たちは中国語を話し、長老の話す言葉がわからない。この断絶の意味はと…
>>続きを読む4年ごとに行われる村の男たちの通過儀礼。輪となり踊り歌いながら酒を何杯も飲まされ、年長者から村を背負って立つ男に相応し…
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