少年の青い衝動と、現象としての少女を転がしながら、性差をドライビングフォースとしてポップに人体を破壊する、と言ってしまえば今までどおりの内藤瑛亮ではあるし、血の赤を映えさせるための雪原という舞台装置…
>>続きを読む見終わってしばらくは、何が起こったのだろう、という気持ちになった。虚無感。
不謹慎な話は好きだが、この映画においてはそれを心から楽しむ事は出来ず、ただただ心苦しかった。
お人形感が強かったり内臓…
主人公を演じた女優さんの眼差しが印象的。
説明的に映像を繰り返したり、心の声をナレーションで入れたりとかの、拍子抜けするものは無く、最低限の情報で、観客を信じてくれた脚本だと思った。
原作のもつ田舎…
圧巻の白。鮮烈な赤。
とにかく「色」が印象的な一作でした。
そして役者陣のフレッシュさには目をみはるものがありました。
山田杏奈が美しい!!
表情が豊かで色んな生の感情を見せてくれる。目が強い。
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描写がかなりグロい。割と耐性あるはずの自分ですがヒヤヒヤな場面が何度も…原作未見ですがストーリーや登場人物の人間性(家族のキャラクターが薄っぺらいなど)に突っ込みどころは多々ありますが、とにかくバイ…
>>続きを読むグロさとエグさからの拒否反応で低評価…。
そこばかりに目が行きがちではあったけど、個々のキャラが立っていてド田舎の閉塞感を各々の視点で味わえ深みがあります。
デートムービーに選んだら、その後の空気…
...これは傑作なのでは??
イジメのエスカレートで家を焼かれ家族を焼き殺された少女の復讐ノワール映画。押切先生は今でこそハイスコアガールで有名ですし私も大好きですが、やっぱり代表作といえばこっち…
どこまでも広がる果ての見えない雪原の白さに覆われた画面が、映画オリジナルで付け加えられたエピローグにおいて、近年の青春映画によく見られるハレーションの効いた白っぽい光に満たされたクローズアップの画面…
>>続きを読む言葉をなくした殺し屋、嘘のような雪や血、高低差、蟻地獄的な場所での殺し、見つからない死体、など随所で光るところはあるものの種明かしを要求すると途端につまらなくなる。喋らない山田杏奈が喋り始めると次第…
>>続きを読む双葉社2017「ミスミソウ」製作委員会