主に三人の話。
その中で、ミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)がメイン、娘を殺されたそのトラウマや追いやってしまった悔恨をどう癒していくかがメインになる。
到底癒されることもなく…
怒りは怒りを呼ぶ、憎しみは憎しみを呼ぶ。その先にあるのは悲しみの泥沼か身の破滅。
そのループから逃れる為の能力が忘却であり、その知恵が許しであると思う。
愛娘をレイプの上、殺害された母親である主人…
公開中に映画館で観て今回2回目。
南部ってこんななんだろうか。
田舎で少ないコミュニティ。差別もまだわかりやすくあって、なんでもありみたいな。病院で広告会社の男の子が警察官にオレンジジュースを渡すシ…
妻が急にこの作品を観始めた。
この日は混沌としていて、私の心もざわつき、怒(いか)っていた。
この怒りを、どこにぶつければ良いのか分からずにいた。
とりあえず、妻が観始めたので、隣で観てみること…
RAPED WHILE DYING
AND STILL NO ARRESTS?
HOW COME, CHIEF WILLOUGHBY?
『イニシェリン島の精霊』を観た流れで、同じマーティン・マクド…
めちゃ面白い。憎しみ怒りは生力。人生の不条理さ。
善と悪とは?悪しかない。人間はそういうもの。
ウディ・ハレルソンが結構良いやつなの違和感。イカれてない。最近「True Detective」を見…
無駄な描写のない怒りと悲しみの人間ドラマ。
とある看板広告を巡って様々や人の人生が変わっていく。
人々の反応やディクソンの嘆きや改心を見ると、本当に署長は善良な人なんだろうと思う。
しかし、娘を失っ…
怒りが怒りを呼ぶ。
主人公の怒りが登場人物らの「人としての複雑さ」をこれでもかと丸裸にしていく。
ラストシーンの後、二人はどうするだろうか。
しかしいかにもアカデミー賞を取りそうな雰囲気の作品でした…
(C)2017 Twentieth Century Fox