隣の八重ちゃんの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『隣の八重ちゃん』に投稿された感想・評価

ハ
4.0
1930年台の日本映画って今まで一番観て来なかった辺りだけど、先日見た『家族会議』に引き続きコレも物凄く現代的で驚く。

小津よりこっちのヤスジローの方が好みかもしれない。
3.4

左横書きのタイトル。和洋折衷の家。
戦前のおそらく東京郊外の中流層の生活。
若い男女のほんのりロマンスって感じで、戦争の影は全くない。
昭和にも一時こんな時代があったのか。
残念なのは姉さんが失踪し…

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島津保次郎脚本監督のホームドラマ。八重子は隣の兄弟と仲が良い。そこへ、姉が出戻り、隣の兄弟に関心を示し始める。島津が松竹蒲田調のホームドラマの基礎固めとした作品。

徹底したおおらか・ほのぼのさ、昭和初期に流行ったコレらのホームドラマを“松竹蒲田調”と呼ぶらしい。この良き伝統が山田洋次らに受け継がれていったんだと納得。東京郊外の中流家庭、帝大に通う兄・新海恵太郎…

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4.0

👒これぞ昭和モダーン。松竹蒲田調から大船調へ移行する過渡期の、名匠島津保次郎監督による珠玉の小市民映画。今日に続くNHK朝ドラの原点とも言える。

👒ストーリーは別段どうってことないのだが、初期ジャ…

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城戸四郎、島津保次郎監督の築き上げた松竹蒲田調映画の最高峰だろう。日常何気ないエピソードを切り取り、淡々とした風情を醸し出す小市民の平和な日々。東京近郊のサラリーマン家庭の女学生八重ちゃん逢初夢子、…

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4.0

名匠島津保次郎監督による完璧な松竹蒲田調映画。1936年、松竹の撮影所が蒲田から大船に移転し「蒲田調」から「大船調」へと呼び名が変わったが、中身は変わらない。小市民の日常をあたたかい目線で軽快に描い…

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3.5

岩田祐吉(服部昌作)
飯田蝶子(服部浜子)
岡田嘉子(服部京子)
逢初夢子(服部八重子)
高杉早苗(真鍋悦子)
水町亮太郎(新井幾造)
葛城文子(新井松子)
大日方傳(新井恵太郎)

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3.5

不穏な終わり方、何も解決してないよ…
出戻りはなかったことにされて、ハッピーエンドになってるの怖い、みんな姉を探しなさい。姉の告白が汽車の音にかき消されてるところも、意図的ではないだろうが抑圧を感じ…

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3.0
〖1930年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1934年製作で、隣り合う2組の家族の交流を描いた人間ドラマ⁉️

2023年1,581本目

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