謎の天才画家 ヒエロニムス・ボスの作品情報・感想・評価・動画配信

謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス2016年製作の映画)

El Bosco. El jardin de los suenos/Bosch,The Garden of Dreams

上映日:2017年12月16日

製作国:

上映時間:90分

3.4

あらすじ

「謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス」に投稿された感想・評価

林檎

林檎の感想・評価

4.2
ボスの絵の素晴らしさにこの点数。
1490年頃に描かれた絵とは到底思えない、色褪せずに人々の心を魅了する『快楽の園』。

何年か前にボスやブリューゲル、マグリットの展示を観た時に、ボスの生み出すキャラクター性ある生き物のユーモアさ、毒気のある世界観に釘付けになった。

三面鏡のような構図の絵画には、どこまでも描き込まれていて見る度に新しい発見が・・・* 何を感じるかは人それぞれ。ストーリー性のある絵に、ただひたすらに想いを馳せました。
rin

rinの感想・評価

3.9
ヒエロニムスボスの快楽の園をはじめ
たくさんの人の見方や解釈を聴きながらその世界観を堪能できる作品。

美術館巡りが好きなので思っていた以上に楽しめました👏🏻

ボスの作品は生で見たことがないので、日本にボス作品がやってきたときはぜひこの目でみたい!

不思議な形をしたたくさんの生物やこの世なのかあの世なのか不思議な世界観にひきこまれます。

こんな風にして絵画にこめられた画家の想いや歴史を紐解いてくのね!と感心もしました。

画家一族であり、
代々受け継がれてきた誰も知らない色作り
というのにロマンを感じました👏🏻👧🏻
ぷう

ぷうの感想・評価

3.5
概ね良かったが、著名人のコメントが多すぎて煩雑な印象だった。
想像では、快楽の園に描かれた意味を探るのかな?と思っていたがそういう要素はあまりない。
オランダのボスで生まれた動物行動学者、フランス・ドゥ・ヴァールの著作によると、快楽の園にはオランダのことわざに基づいた絵があるらしい。
そういうことも聞けるのだろうか?と思ったが期待できなかった。
ボスのことを知りたければボスについての本を読み、快楽の園をじっと見るのが一番だと思う。
sabo

saboの感想・評価

4.0
鑑賞日2020/06/04

ヒエロニムス・ボス。
本名イェルーン・ファン・アーケン。
1450年代、ルネサンス期ネーデルラントの画家。その生涯は謎に包まれている。
スペインマドリード、プラド美術館に所蔵されている三連祭壇画『快楽の園』。この作品を細部まで余さず堪能出来るドキュメンタリー映画。
果たしてこの作品に描かれた真意とは、人間の原罪か、それとも神への挑戦なのか…

**感想(ネタバレ含む)**
緊急事態宣言も一先ず明け、最初の休日を堪能すべく( *´艸`)💕
自分へのご褒美にyoutubeにて500円でレンタルしてやりましたよ✨(ご褒美し過ぎ等の発言は華麗にスルーでし♪)
そして熱すぎる余韻のままに、Amazonにて『ヒエロニムス・ボスの世界』解説書を注文した私がここに居ますよ、と。(くどいようですが、ご褒美し過ぎ等の発言は華麗にスルーでし♪)

感動しましたー…( ノД`)
かの巨匠、サルバドール・ダリさえも影響をうけたと言われるヒエロニムス・ボス。
時代を超えて多くの人々を今尚魅力し続ける『快楽の園』。
三面鏡のようにパタパタっと開いて三枚の絵が楽しめるものなのですが。
向かって左には神様とアダムとイヴ。真ん中のメインは『楽園』。そして一際目を引くのは、右に描かれた身の毛も弥立つ地獄絵図((( ;゚Д゚)))
この細々とした絵を丁寧に見ていくと、お気に入りの部分や、自分に似ている何かしらを発見出来たり。
或いは自分ですら怖くなるような、内に秘めた欲望や自我のようなもの…
まさに自分の心の中を映し出す『三面鏡』のような作品です。

ボス自身も聖母マリア兄弟会に所属する敬虔なクリスチャンだったようです。
この聖母マリア兄弟会なるものに所属して寄付金など頑張って徳を積むと『免罪符』が貰えて、煉獄での刑期を短くしてもらえるそうな。。
そのことを鑑みると死後の不安を抱えつつ神の御前に畏怖の念を抱く、、ボスも当時の一般的な人々とそう変わりない平凡な庶民派だったのかもですね。
でもボスは人間の醜さも含めて有り体のままに真正面から向き合い、表現した。
その作品は奇妙で、美しく、醜怪で、滑稽で、官能的で…人間と自然、神の創造物そのものでした。
それと、劇伴も最高でしたヽ(*´∀`)ノ♪
美しい絵画と音楽が織り成す至福の一時✨
皆様も是非☆

映 像:3.9(もっと見たかった💦)
構 成:3.5
音 楽:4.5
Kyoka

Kyokaの感想・評価

4.0
観点をたくさん養わせてくれて、最高に面白かった。観たあと絶対美術館いきたくなる。
Ken

Kenの感想・評価

2.0
圧倒的な創造。
このドキュメンタリーも芸術寄りでお願いしたかった。
meguros

megurosの感想・評価

3.2
マドリードはプラド美術館に所蔵されている「快楽の園」は、観音開きになる板に油彩で描かれた三連祭壇画。閉じた状態では「天地創造の地球」が描かれており、開くと内側の左翼に「エデンの園」が、中央には「地上の狂乱」、左翼に「地獄」が描かれている。

作者のボスが恐らく目にしたことはなかっただろうキリンや、ユニコーンのような想像上の動物、巨大な果実を担ぐ者、巨大なムール貝の中で愛し合う男女、頭部が紫の実になっている者、鎧を着た鳥、肛門から花を咲かす者など、キリスト教世界における禁忌(むしろ実態に則している?)である色欲を表現したフリーセックス空間には、500年以上も前に書かれたものとは思えない奇想が広がっている。

こんな絵を描けるボスって一体誰?絵のそれぞれモチーフはどういった意味があるの?を解説するドキュメンタリー作品だが、研究者や学芸員やアーティストへのインタビューを通じて作品理解は深まるものの、それぞれの感想をただ聞かされているだけという気がしないでもない。後年ダリに与えた影響もチラッと紹介されるが、どうやら進撃の巨人にも影響を与えているとか。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.6
ブリューゲルとボスの作品が好きだったのですが、私が初めてボスの絵画を見たのが小学生の頃。
その摩訶不思議な世界観に引き込まれたが、時は経ち忘れてしまった、、大人になって蔦谷でまた画集を見つけて再び再燃したので、どっぷりとこの「快楽の園」の謎に迫ったドキュメンタリーに酔いしれる。

正直言うとアカデミックな人々がなんやらかんやら各々の意見を熱をこめて語るこの感じ、もっと静かにじんわり味わいたかった私としてはちょっといただけなかったけど、分かったこと。
それは、この作品は老若男女問わず、国籍も時代も宗教さえも超えて人々を魅了するとんでもない時代を超えた宝石。

100人いたら100通りの物語が紡がれる。
まるで本をめくるように扉が開かれるとワクワク心を踊らせる。
宗教の世界の照らし合わせたり
歌を歌いたくなったり
自分と似ている人物を必死で探したり
謎大き天才画家はその絵具のレシピまでも明かさずこの世を去る。
なぜ、どのような意図でこの「快楽の園」を作り出したのかはだれも知らない。
何世紀にも渡り、この絵画の正確な解釈は明かされない。
もしボスがいま現代の人々さえも魅了していくために、この絵について多くを語らなかったとしたのなら本当に天才だ。

罪と善、天国と地獄、愛と欲。
人間のあらゆる所業を散らばせて、今の私はこの絵の何処へ・・・たまに思いを巡らせるのも楽しい遊び方かもね。
いっぬ

いっぬの感想・評価

3.5
ヒエロニムス・ボスの絵や本人像についてなんか知識もってる人達が自分的解釈とかを熱く語る感じでした。
結局は謎は謎なわけで一緒になるほど!こうゆう解釈かぁ!とかそうゆう風に楽しむものだと思うのですが脳が全く追いつかないので「ヒエロニムス ボスイイヨネ。イッテルコトワカランガ…ワカル!!」
って感じで見ていました…
pherim

pherimの感想・評価

3.5
サルマン・ラシュディやオルハン・パムク、蔡國強やルネ・フレミングなど意外な人物たちによるボス(ボッシュ)『快楽の園』語りが楽しい。画質に頼り本質を逃す愚に陥らず、西洋美術史切っての奇作を巡る謎の探求が新たな謎を呼ぶ構成も巧い。贖罪と形の輪舞。
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