主人公が身体障害者(片足が動かない)の西部劇。
そして、彼を匿い、“自分が一人前の男だという気持ちにさせなければならない”と、彼を保安官補佐に任命し、活躍させようとする男を演じるのが年配のジェームズ…
主役がまだら馬の西部劇って珍しい。流れ者なのに紳士だしと思って観ていたら凄絶な哀しき過去が。それなのに「自分を憐れむな。世の中は不当なことばかりだ」って言えるのって素晴らしいね。時代設定を考えたら、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
【人を育てること、裁くことの難しさ】
一見浅いようで、なかなか高尚なテーマを扱っていると思います。道徳の教科書的で、邦題は合わないように思います。
住む場所を探していたMattは、偶然20歳の若…
冤罪、障害、赦すこと、見捨てること、堕ちてゆく若者、などの重いテーマが主題となっていて、結末もやはり複雑な感情を抱かせる。カットバックが即対立となるのはおもしろかったけれど、彼が撮った他の名作と比べ…
>>続きを読む脚本が丁寧に練られていたという印象。
暴走してろくな検討もせずに私刑にしてしまう市民団と法による秩序を守ろうとする保安官の構図は、西部劇では目新しいものではないが、
道を外れそうな若者ジョンデレクと…
屈折した若者が父親代わりの大人に反抗して最後は死ぬ、というところがニコラスレイだなぁ、と。最後の変な廃墟が舞台になるのも彼らしい。ストーリー展開はさほど面白くはないなだけど、ニコラスレイの味わいに触…
>>続きを読む1954年 アメリカ🇺🇸 監督はニコラス・レイ理由なき反抗の監督だ。
ジェームズ・ギャグニーの映画を初めて観た。彼はギャング映画スターとして有名で、名前は知っていたが、顔はよく知らなかった。
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