このレビューはネタバレを含みます
初めてレバノンのパレスチナ難民問題について知った。
今の日本も少し状況は違うが類似点もあり考えさせられた。
人が何かを批判する時、相手の状況を鑑みることや相手の立場に立って物事を考えることが出来なく…
レバノン映画を初めて観た。法廷劇だけでなく、歴史的背景を織り込んだ厚みのあるドラマになっている。パレスチナ問題の広範囲で複雑なところを垣間見る。車のエンジンがかからなくなるところから夜の訪問。個人間…
>>続きを読む地元の市立図書館にあったので、借りて見てみました。
パレスチナの問題は、本当に長い歴史や憎しみなどあって、心が痛みます。
希望的観測に基づく良き映画。しがらみなしで人と人として接したらそれぞれ愛すべ…
これはすごい。ただの法廷ものではない。
実に些細なトラブルが難民問題を喰らいながら国家規模まで大きくなっていき、差別・ヘイトの可燃性の高さを思い知らされる。
問題が当人たちの手に負えないほど肥大した…
ちとレバノンの社会状況なんかの、わりと結構重要な部分がわからず、困惑はしたものの、とても現代の重要課題の難民問題を、見事に可視化した素晴らしい作品でした
日本はまだそこまで深刻ではないものの、ツイ…
評価高いので気になってたレバノン映画
高評価納得の良い映画でした
中東の歴史、政治や宗教、難民問題等詳しく知っていると更に面白い映画だと思いますが
基本的なことは作中で説明してくれているのでわかり…
①「一昔前のパレスチナ人は今よりずっとたくさん兵士を武器を持っていて一大勢力だったよ」
②「そしてパレスチナ人の一部グループが大量に兵士を送ってきたせいで、レバノンではキリスト教徒とイスラム教徒で…
このレビューはネタバレを含みます
小さないざこざをきっかけにレバノンにおける少数派であるキリスト教徒とパレスチナ難民を巻き込んだ対立に繋がっていく。
対立の根底にあるものは、レバノン社会においてどちらがより保護されるべき被害者なのか…
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