京マチ子三回忌追善@新文芸坐
これは初鑑賞。
谷崎原作の「日記盗み読み」設定は、完全に換骨奪胎されて出てこないのに、たしかに映画全体が、他人の日記を盗み読んでいるような、いやらしい雰囲気に満ちている…
白い顔にこけた頬、ギンギンの目力でニヤニヤしながらこちらに語りかける、気味悪さ全開の仲代達矢が最高。初っ端からやばい映画が始まる…!とめちゃくちゃ興奮した。
夫の寝取られ願望を全員が知っていて、し…
私は、中村鴈治郎と京マチ子の共演は浮草を見ていて、お二人とも口達者な役が多かった為、この作品を見て、役者さんの凄さを感じました。
とにかく、皆さん表情変えない。
これがまた、異様な緊張感を生んでいて…
老いに体は衰えていく。若さを保つ方法。その男を少し知っている。夫人と娘に若い医者。近づけさせて嫉妬する。どうしてお母様に似て綺麗に生まれなかったのかしら。悪いようにはしませんわ。何度も言ってますよう…
>>続きを読むこええ
めっちゃ不気味 娘の目の死によう
変な歪んだ内容だし
演技とか光おもしろかったな
カメラワークも寄るんじゃなくて引いたり、逆再生みたいなのもあるし、止まったりするし
京マチ子の独特なニュアン…
谷崎全開な歪んだ嗜好が気持ち悪かった(褒めてる)。男女の情事を汽車の連結や汽笛で繰り返し挿入するのは笑える。高血圧な夫を良いように利用する妻。感情表現の乏しい仲代達矢。制作年は同じなのに『浮草』コン…
>>続きを読む1959年公開。京マチ子なくして作れないような作品。昨今の映画のような過激な場面はなく、全て慎ましく映されるが、それが香るようだ。京マチ子は能面のような作り。仲代達矢が何時と違う慇懃な演技で何か不気…
>>続きを読む”鍵(1959)” 監督 市川崑
稀代の耽美小説家・谷崎潤一郎の同名(鍵)の原作をベースに
市川昆監督が映画化した作品。
脚本を書いてたのが監督の妻だという事を知りました。
だからここまで、女性の…
原作と全然内容が違ったり、ちょっと肩に力が入ってるような演出に、もうちょっと笑いのある方が市川崑っぽいのにな〜とか思うとこはありつつもグイグイと見せられる。
仲代達也は、こういう生きてるのに体温の感…