花くれないにの作品情報・感想・評価

花くれないに1957年製作の映画)

製作国:

上映時間:102分

3.9

「花くれないに」に投稿された感想・評価

三四郎

三四郎の感想・評価

3.0
色褪せているが景色の美しい映画だ。街も草原も古き良き日本。
「人は幾つになっても初恋の相手は忘れられないんですね」

砂山の砂に腹這い
初恋のいたみを遠くおもい出ずる日

都、西北大学って!笑
dream先生…夢のように美しい音楽の先生。小山明子も先生役がよく似合っている。
筋が『坊っちゃん』に似ていると思いながら観ていたら、科白の中で漱石の『坊っちゃん』に言及していた。そして『青い山脈』のような酷いラブレターも出てくる。
最後の男子生徒、女子生徒、それに先生を加えたハイキング、流れる歌、『青い山脈』を思わずにはいられない。純粋なる青春の謳歌。
男女別学、旧い教育論、街の権力者(PTA会長)にペコペコ頭を下げて付き従う教師…。バカバカしく思うが、時代が変わっても因習的なものはどの社会、どの分野にもあるものだ。

権力者の息子が世の中や父親に絶望し自殺しようとする筋など、陳腐で安易で、非常に残念だった。テーマはいいのだから、もう少し深く掘り下げて欲しかった。

短縮版のようで、高橋貞二と小山明子がどのように仲良くなったか全く分からず…。
ななみ

ななみの感想・評価

3.5
坊ちゃん要素、青い山脈要素、美しい暦要素がありながらちゃんとオリジナルなストーリーで素敵。
スズキ

スズキの感想・評価

3.5
今、観たら健全過ぎる若者がこの映画では不良扱いをされていて変な気持ちになった。緑色が鮮やかな田舎の風景が癒される。