凄いものを見た。50年代B級怪奇映画の傑作。中盤以降とにかく画面が暗く灰色の世界が広がる。縮み続け、声も届かなくなった小人は台詞での会話も断たれ、ナレーションで語られるのみなのだが、それがまた啓示的…
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▪️本年鑑賞数 :2022-482 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-585
🖋最後は哲学的なラストでした。その普遍的な“人間の存在”の問いかけの是非は置い…
ユニバーサルで数多くのジャンルムービーを手がけたジャック・アーノルドの『大アマゾンの半魚人』と並ぶ代表作。
主人公がどんどん小さくなっていくというシンプルなプロットだが、男性の自信喪失という普遍的な…
人間は「ゼロ」にはならない *****
原題:The Incredible Shrinking Man, 1957年、米、モノクロ、81分
表題に掲げたこの映画に出てくるセリフがほぼすべ…
放射能と殺虫剤という偶然のコンボで身体が小さくなっていくという設定は無理を感じるけど、なにもしていないのにひたすら身体が縮小していき、しかもそれを止める術がないという不条理な罰を受けた主人公の絶望感…
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