ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「アマデウス」の作品情報・感想・評価

ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「アマデウス」2017年製作の映画)

National Theatre Live: Amadeus

上映日:2018年07月06日

製作国:

上映時間:195分

4.2

「ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「アマデウス」」に投稿された感想・評価

かえつ

かえつの感想・評価

5.0
映画が霞んで見えるほどすべてが最高だったのでまた見たいな、円盤にならないかな
Reina

Reinaの感想・評価

5.0
NTLive無料配信のラストを飾った作品。

ちょうど2年前、興味はあったけどなんとなく敷居を感じていたNTLive(映画館で見るものにしては高いし)に、ちょうどいい時間があったからと予備知識なしで飛び込んで見たのが『アマデウス』で、無事に圧倒されて、今アンコール上映に通っている私がいる。

ピットを飛び出し舞台上を動きながら演奏するオーケストラ、愛嬌のあるサリエリ、予測不可能の動きを繰り出すモーツァルト(アダム・ギレン、どうなってんの?疲れないの?見てるこっちが疲れるよw)。
全てが最上級で最高。

ヨーゼフ二世役が、『一人の男と二人の主人』の衝撃の老人ウェイターだったり、案内人?役が『夏の夜の夢』ハメド・アニマショーンだったり、無料配信を経て新しく知ることも。ラストを飾るに相応しい作品でした。
高麗屋の日本版舞台は何度も観てきたが、さすがにロンドン版は、初めて観た。初演からかなりたっており、たぶん、演出も現代風にかなり変わっているのだと思うが、客席が、始終大笑いしているのは意外だった。特に、クライマックスの、サリエリが神を呪って開き直る有名シーンで、ドッと大爆笑が発生するのには驚いた。日本版だと、ヘタすると涙を流す観客がいるシーンなのに。要するに、西洋人には、この物語はお笑いコメディなのだということが、よくわかった。サリエリは、ロンドン初演はポール・スコフィールド、NY初演はイアン・マッケラン。この顔ぶれからすると、おそらく初演当時は、もっと深刻な演出、見られ方だったと思う。
嫉妬と憧憬でがんじがらめになったサリエリの迫力。切実なアンビバレンスに胸をうたれる。モーツァルトの跳ねる靴、サリエリの車椅子。

ここのところしばらくオペラを見ていた中にモーツァルト作品もいくつかあったので、馴染みのあるフレーズも多く、曲やストーリーに巧みにそれらが組み込まれているのも感心した。
Alighieri

Alighieriの感想・評価

3.9
バカバカしくて下品なモーツァルトに嫌悪感を抱きながらも、彼の音楽の才能に狂おしいほどに魅了されてしまうサリエリ。憧れと嫉妬心が入り混じったサリエリの「彼は普通から伝説を生み出したが、私は伝説から普通しか生み出せない」という言葉に全てが詰まっている。
バックで演奏している人たちすらも役者の一部になっているのが面白くて、サリエリの心情に合わせて演奏したりエキストラになったりとにかく劇伴の表現力が豊か過ぎてこれは舞台ならではだなと感動した。
そして個人的にドツボだったのがモーツァルトがドクターマーチンを履いてること。服装は時代に合ってるのにあのドクターマーチンで「彼は変わり者だが天才だ」と一発でわかってしまうのが凄い。衣装が天才すぎる。
葛

葛の感想・評価

4.5
ナショナルシアターアットホーム。モーツァルトがエキセントリックな声のままフランス語も喋るシーンが印象的。舞台上の演奏も良かった。
けーな

けーなの感想・評価

4.1
今作は、2016年10月から2017年3月に、英国王立劇場(ロイヤル・ナショナル・シアター)で演じられた公演を映像化した作品。この映像は、日本でも2018年に、一部のTOHOシネマズや他のミニシアターで上映された。今回、コロナの影響もあって、ナショナル・シアター・ライヴ の1つとして、YouTubeで、期間限定で無料配信されている。そのことをフォロワーさんの投稿で知り、映画の「アマデウス」がとても好きな私は、さっそく観た。

とにかく迫力ある演技に圧倒された。まず単純に思ったのは、演劇なので、映画のように、撮り直しは、できない中で、これだけの量のセリフをよくぞ覚えて言えるなってこと。そんなことに単純に驚きながら観進めていくうちに、圧巻の演技力に引き込まれた。

映画版や事実とは異なる設定なのが、興味深かった。何より、主人公のサリエリが黒人だということ。モーツァルトの妻も黒人だ。このサリエリを演じたルシアン・ムサマティが、とても素晴らしかった。また、モーツァルトを演じているアダム・ギレンも、実に見事で、ラストの場面での迫力といったらなかった。

英語字幕で観たので、観客が笑うけれども、その笑いを理解できないところがあったりしたけれども、英語字幕でも充分に理解することができた。
てるみ

てるみの感想・評価

4.2
音楽家として後世に名を残したかったサリエリと、神童モーツァルトの関係を描いた作品の舞台版!
皮肉にも彼の名は後世に残っている。
憎いはずなのに、心がモーツァルトの音楽に感動し揺さぶられているあの表情がなんとも言えない。
また観られてよかった。
素晴らしいなんて言葉で言い表せない...

1981年にトニー賞最優秀作品賞を受賞し、1984年に映画化もした戯曲をM・ロングハーストが新演出版として蘇らせた舞台を映像化した作品。

映画「アマデウス」は僕の人生において暫定1位の映画だが、こちらも今まで観てきた舞台の中で暫定1位。

タイトルはモーツァルトの名であるものの、主人公は映画同様サリエリ。カペルマイスターとして皇帝に仕えてはいるものの、天才と謳われた1人の音楽家に対しての嫉妬が拭い去れない彼の生涯が映画よりもよりセンセーショナルに描かれていた。

また「フィガロの結婚」や「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」などモーツァルトが作曲したオペラのシーンがあるのが作品の魅力の一つであろう。「魔笛」の「夜の女王のアリア」は誰しも一度は聞いたことがあるのではないだろうか。また、個人的には「交響曲第25番」のアレンジが最高に良かった。

ミュージカル「モーツァルト!」では主にモーツァルトの人生が彼本人も視点から描かれているので、この作品や映画版と共に鑑賞すると新たな発見があるかもしれない。ミュージカルはサリエリがほとんど登場しないけど... コンスタンチェや「魔笛」の台本を手掛けたE・シカネーダとの関係が描かれているのでミュージカルも必見!(井上芳雄と山崎育三郎の2バージョンのDVDが出ています)

1週間限定でYou tubeで無料公開されているので映画「アマデウス」が好きな人には是非鑑賞してもらいたい。映画を観ていれば英語字幕のみで大体理解できます。公式曰く再上映の許可が下りない様なのでこの機会を逃すことなく...
金柑

金柑の感想・評価

4.4
NTlive at Homeにて。

実は家にDVDあるのに映画版を観たことがない。小さい頃にジャケットの怖さと、恐らく親が観てた横で冒頭のなんとなく暗く不気味な雰囲気に「怖い映画」というイメージを持ってたんだと思う。
母が現白鵬、当時幸四郎と江森徹のを生で観たことがあるというのでパンフレット観てあらすじ読んでから臨んだ。

モーツァルトを憎んでいたサリエリが彼の才能を最も評価し圧倒され、故に憎み、やがては関係も変わり…サリエリの物語だった。
記憶が薄くなってきてるミュージカルのモーツァルト!と観比べたくなった。
作った曲が実際にその場で演奏されるとサリエリの説明もスッと入ってきてよかった。楽員たちが上手いのかどうかはちょっと分からない…あと交響曲25番の使い方はさすがにちょっと苦笑
Batti, batti…

ヨーゼフ2世、どっかで見覚えあると思ったらトムエデン…!とんでもじいちゃん役しか見たことないからびっくりだよ!
カーテンコールで楽員がみんなもう楽器ケースしょってるのちょっとにこにこした

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