1987年、韓国の民主化闘争について描かれた作品。腹立たしい、という本心と共に、自分達も実は未だ躍らされてるのでは、と思ったりする。悪が単なる悪でないのでタチが悪い。立場により根底から覆される。悪が…
>>続きを読むバサロ泳法で鈴木大地が金メダルを獲得したソウル五輪。
その前年のお話し、と聞いて吃驚。
ひとりひとりの小さな声がやがてうねりを上げて増幅し、民主化をもぎ取った。
とても崇高な物語であると思う。
が、…
全斗煥/チョン・ドファン大統領による軍事政権下の韓国で、1987年1月ソウル大学生が拷問を受けて死亡した事件から「6月民主抗争」に至るまでの民主化闘争を描く。
監督はチャン・ジュナン。
原題:198…
6月の韓国大統領選挙、投票率79.4%。尹前大統領による非常戒厳騒動の直後だとしても、極めて高い投票率だ。韓国にとって民主主義は、所与でのものではなく、国民が自ら選び取ったものだからだろう。
三権…
流し観するとついてけなくなるタイプの映画。話の筋が何層かになっていて関わってくる主要キャラも多い。そしてしっかりそれぞれの人間関係を理解して観ないと面白くない。
しかしあくまでも映画とはいえ、ところ…
韓国の歴史の中に軍事政権時代があるのは様々な作品の背景程度にしか知らなかった。
変化をもたらす声というのは火種のようなものである。小さい内に消しておけば小火にすらならずに済むが、見逃せば巨大な炎に変…
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