君が君で君だの作品情報・感想・評価 - 17ページ目

君が君で君だ2018年製作の映画)

上映日:2018年07月07日

製作国:

上映時間:104分

3.8

あらすじ

尾崎豊、ブラピ、龍馬。なりきり10年!君のことが大好きだから、君の好きな男になりきる。自分の名前すら捨てた男3人の物語が、ついに動き出す。 好きな女の子の好きな人になりきって、自分を捨て 去り、10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を 描いた恋愛譚。

「君が君で君だ」に投稿された感想・評価

Naoya

Naoyaの感想・評価

2.6
大好きな女の子が大好きな「尾崎豊」「坂本龍馬」「プラピ」になりきり、自分の名前すら捨て、10年間ただひたすら好きな子を見守ってきた3人の男達を描いた異色ラブストーリー作。アパートの向かいの窓から、干渉せず見守るのだが、〝見守る〟とは言葉だけで、ストーカーまがいの異常な行動だが、突き詰めて見ていくと〝愛〟に感じてしまう熱量を感じてしまう力強さがあるのが凄まじい。3人の個性的かつ特殊で、シュールで不気味な愛し方が、正しいとは言えないとしても、一途な純愛の物語を見ているように陥る魅力か、はたまた毒がある内容になってます。3人を演じる池松壮亮、満島真之介、大倉孝二と、個性的な役者たちのアンサンブルが力強く、時には狂気、不気味さを感じる。異色過ぎる恋愛物語なので、観る人を選ぶ作品。
一途に純愛を貫いて虚しく20代の青春を消費している間に、フェアチャイルドのボーカルもババア呼ばわりされる時代になった 
小一郎

小一郎の感想・評価

4.3
3人の男が1人の韓国人女性・姫を愛し、彼女が憧れる人になりきって10年間、彼女の部屋が見える近所のアパートでただひたすら「見守る」。若さの狂気と暴走を過去と現在、妄想と現実を行ったり来たりしながら描く、みたいな。

なりきるのは尾崎豊(池松壮亮)、ブラッド・ピット(満島真之介)、坂本龍馬(大倉孝二)。彼らは自分の名前を捨て、なりきり男の名で呼び合う。

その見守り方は一般的な意味からいって完全にストーカーなんだけれど、彼女には絶対にかかわらないという3人の中での取り決めがあり、互いに牽制し合うことでこれが守られているという…。

絶対にありえないというか、まず空前であるだろう状況なのだけれど、ひょっとするとこういう関係って成立しちゃうかも、と思ってしまった。姫を“神”と崇め狂信する信者たちという感じで、10年間という歳月も納得、かな。

そんな3人の関係も姫のあることをきっかけに決着をつける時がやってくるのだけれど、病が重い方が勝つというのが世の理。

3人が同じ女性を愛し、行動をともにしたからこそわかる本当の純愛。それが明らかになるのだけれど、尾崎豊の池松壮亮が凄すぎ。究極の純愛の表現ということかもしれないけれど、役者も狂気がないとできないね。

松居大悟監督作品の鑑賞は4作目だけれど、「たとえ人に全く理解されない生き方だとしても良いじゃないか」ということを映画で言いたいのだろうと思った。監督の作品をよくわからないながらも何となく好きなのは、その点に共感しているからかも。

●物語(50%×4.0):2.00
・1ミリも共感できないけれど、なんか好き。

●演技、演出(30%×5.0):1.50
・池松壮亮の役者への純愛ぶりが凄かった。あと、坂本龍馬と看護師さんのやり取りに思わず笑ってしまった。あのセリフ、自分も使ってみたい。

●画、音、音楽(20%×4.0):0.80
・応援上映とかあったら、「僕が僕であるために」を一緒に歌いたい。
カオ

カオの感想・評価

3.8
水曜日に「君が君で君だ」を観た。
監督の松居くんが5分くらいだけど、舞台で挨拶をしてくれた。
キモいと思うかもしれないと話していたが、私はおもしろかったし、残念ながら共感できた。
アイドルを追いかけて、札幌、福岡、名古屋、大阪、台湾、香港と行ってたあの頃を思い出してしまった。
楽しかった。とっても。
あの時、仲の良い友人と同じアイドルを好きだったことを奇跡だと思う。
みんなで集まってはアイドルのことを語り合い、インタビューも全部読んで、ラジオを聴いて…という生活をしてた。アイドルの一面を知らないながらも、あの人ならばこんな風に話すのではないかと妄想して、仲間と話して笑った。
そんなことを思い出してしまった。
尾崎、坂本、ブラピは楽しかったろうなと。
なんか刺さった。
悲しいけどw
圧倒的に狂気だったよ〜〜。
でも、池松壮亮は狂った役がとっても似合う。好きだ。
高校生からの友人と、理由はどうであれ10年同居していたところに青春を感じた。31歳でようやく青春が終わったのかな、と。
個人的には中途半端でいいと思うけど、最後「頑張れ」と思ったのは、異常な愛を理解したからなのか。
KEI

KEIの感想・評価

4.0
「純愛の一つの形」といわれてもストーカーまがいの行為は、共感しがたい。でも、どこか観れてしまうのは、YOUと向井理の客観的な目線と、3人の憎めない純粋さに共感ができるから。

賛否別れると思うけど、この作品を世に放った松居大悟の勢い!目が離せない。
4

4の感想・評価

-
狂ってるのかわからない。
一般的には狂ってると言われる人なはずなのに、狂ってないようにも見えた。
極点に達していた。
深海

深海の感想・評価

-
狂っていてよかった。

予備知識無しに観に行ったけれど、初めはシュールなコメディかと思いきや、だんだんと狂った世界が見えてきて、どんどん世界に入っていきました。
sorablue

sorablueの感想・評価

4.3
池松壮亮さん狂いすぎ…これが彼の真骨頂の演技だと思う。ここまで風変わりな人を演じられるのはすごい。
そして目的であった大倉孝二さんの演技はやはり素晴らしい。個性が光る。
満島さんもハチャメチャな役で面白いし、キム・コッピさんが姫!というほど素敵。
実際にあったら、ドン引いてしまう話ではあるが、映画としては成り立ってるのでは。
Ren

Renの感想・評価

3.5
全篇通して描かれるのは一途すぎる純愛!
なのに終始とにかく気持ち悪い、怪作にして奇作。愛は狂気なんですね。

後半の髪の毛のシーンでは、劇場全体がうっすら凍りついてた。
どん引きしながらもストーリー自体にはのめり込み、104分退屈せずに鑑賞することはできた。
ただ完全に観る人を選ぶタイプの映画であることは確か。

眉無しアウトレイジな向井理とYOUの借金取りコンビとか、配役が面白くて◎。

同じ回を鑑賞してた後列のおばはんが途中で3〜4回、「なんやこれ…おもんない映画やな、はぁ…」と呟いてたのが一番印象に残ってしまった。