三島由紀夫切腹記念日鑑賞。
もしかして、入れ替わってるー!!!???
始終馬鹿馬鹿しく、滑稽で
ふんぞりかえった教養らしき何かに
ヤクザキックを喰らわしてケタケタ笑ってるような。不道徳という最強の道…
不道徳があるがゆえに道徳があるということを現した三島由紀夫のコメディ作品。ダイレクトなメッセージングはしないので、作品の中で考えさせられ、三島由紀夫の考えていることを考察しながら映画の節々から感じる…
>>続きを読む我々の思う道徳とは何か、そして不道徳とはなにか。コミカルかつシニカルに問いかける一作。
50年代から60年代にかけての、ピンクパンサーやチャップリンを思わせるような茶目っ気たっぷりなテンポで物語は…
日活映画らしいエネルギーのあるコメディだった。
長門裕之演じる朝吹圭一の妄想する酒場の「無国籍」感なんかまさに十八番だし。
その割に脚本・演出はしっかりしていて映画冒頭とラストの対比はもちろん、どん…
めちゃくちゃ面白かった。
チャップリンの『独裁者』と同じような方法で、文部省の大臣と出所したばかりのヤクザを一人二役で演じる大坂志郎。この映画においては、「道徳的」であることが全体主義であり、「不道…
本がおもしろいだけにもうちょっと本の内容に寄せてもらいたいです。オープニングがおしゃれでした。女性の足のあいだをカメラが通った先に三島がバーカウンターに座っていて、こちらに振り返って前口上を言うとこ…
>>続きを読むシネパトス三島特集『不道徳教育講座』。冒頭、女性の脚の間をくぐったカメラが三島を捉える。原作者自らが観客を「不道徳」な世界に誘う体裁だ。田舎に派遣された教育次官に瓜二つであるが為にこれと入れ替わるヤ…
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