冒頭の超ロングからのオヤジ狩りにつけるカメラワークからずっとエネルギッシュ。
船がいかに映画的な乗り物かの実践のよう。
最初に船に乗って街に行くところはさっと省略するのに、後半別れのシーンでは船が離…
去年の登録忘れ。マジ傑作。『ルナ・パパ』とは似て非なる渓谷地帯で生活している三人の青年が海を渡った先には開発されきった文明世界が広がっている、同じ地平上に全く別の映画が出現したようなコントラストに感…
>>続きを読むスーツを手にしたワルガキ3人組が思い思いの行動をとる話で後半は3話編成のオムニバス式になる。各話のラストがどれも乗り物に乗った人物との別れのショットなのがちとワンパーンではないか?面白いけど!
3話…
『少年、機関車に乗る』、『海を待ちながら』のフドイナザーロフ監督が2003年に公開した作品。『ルナ・パパ』が大変面白かったので観に行ったけどこれも面白い。大好きな作品だった。
物語は港町に住む3人…
3人の少年がGUCCIのスーツを着て、それぞれ会いに行く相手との別れの場面がどれも素晴らしい。アレクサンドル・ヤツェンコと父アンドレイ・パニンとの岸と船とのカットバックと横移動撮影、列車を見送るアル…
>>続きを読む名画座で鑑賞。
3人の若者が一つのスーツを金を出し合って買い、そこからドラマが展開されていくという構造。
しかしそれぞれのドラマが独立してしまっていて、ほぼオムニバス形式になっている。
ここはもう少…
タジキスタンの「再発見!フドイナザーロフ」4/5本目。毎週1本づつ、だんだん良くなる理想的な特集上映で、この作品は急きょ追加された。
2回鑑賞と4回鑑賞で特典ステッカーも貰って満足。
苦労して手に…
アニマル陣の友情出演を抜き取られたクストリッツァ。喧騒の中にほろ苦さを忍び込ませようというのはわかるが、とにかく動き回る、暴れ回る。それがだいぶ作為的な多動に感じてしまった。あざといが嫌いにはなれな…
>>続きを読む不良というよりは、良い年した悪ガキ3人が、ショーウィンドウのGUCCIのスーツに憧れる。
紆余曲折あって手に入れ3人は交代でスーツを着るが…!
前半は面白かったけど、体感2時間強だったのが正直なと…