生きてるだけで、愛。の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 63ページ目

周りに馴染めない。
人と違うことへの恐怖とか受け入れてもらえない怖さ、悲しさ。
皆と同じになりたいけど、なれない。
心と体が連動せず、思い通りにならなくて、自己嫌悪になって、人間としてダメなんじゃな…

ここまで表現できてしまうんだ。他人の言葉が凶器のように迫って耳をつんざく感じも、自分を自分ですらコントロールできずに自我を失ってしまうところも、頭では理解できているのにそれを何も体現できないところも…

なぜか感情移入してしまって、疲れるし苦しいし辛いし重い、物凄く重い。わけわかんないけど見終わったらすごい疲労感だった。そして躁鬱の生きづらさを感じた。
恋愛映画だと思って観ると全然ときめいたりはしな…

趣里さんの演技を初めて観ました。菅田将暉さんと同じく唯一無二の雰囲気・オーラがあり、独特な質感の16mmフィルムを通じた表現には感動しました。作品中で注目したいのは、菅田将暉さん演じる津奈木の「心情…

作中で物語が大きく動くことはない。
でも惹きつけられる作品。

ツナキはいいな、わたしと別れられて。
わたしはわたしと別れることができない。

自分なんて、て思うから流血するまで頭打ち付けたりしちゃ…

「自分ってダメかもしれない」って思ってしまった時に寄り添えるような2人が自分にとって理想だと気づいた。
お互いそれぞれのタイミングで辛さや不安を抱えてる別々の人間であることを強く意識させられたし、鬱…