イワンの父を睨む目が忘れられない。
いろんな疑問を残したまま終わってしまった。父の無表情さと、不気味なほど美しい景色に何かがおきるだろうと身構えていたけれど、ラスト、畳みかけるように展開が進むシーン…
何故か朝イチで観がちなアンドレイズビャギンツェフ監督の映画。。疲れた(笑)
普段弱かった弟が父に対しては強気な姿、登場シーンからずっと怪しい父親。。ツボ。
最期にチラ見せな分かりやすい父性が切なく、…
幼少期の親子のコミュニケーションがいかに大事かということを改めて痛感した作品。
12年間も会わなければ子供からすれば赤の他人同然で信用できる訳もなく、特に弟のイワンからすれば不信感しか無いだろう。…
常に命令形で話す父にも終始へそ曲がりな次男にも共感できずに、衝撃のシーンへ。
櫓が出てきた所で想像できたが、更にボートまで流され、父が跡形もなく消えてしまうとは。
事情が全く説明されないので、12…
ズビャギンツェフのDVDボックスを入手したので初鑑賞です。
ツルゲーネフ『父と子』、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』など、父と子の確執、対立は古くからロシア文学の主要なテーマの一部をなしてき…
マンテーニャの「死せるキリスト」は知っていたから、
あっ、これ、宗教映画 ! って。
そうなると電柱は十字架に見えてくるし、旅が一週間っていうのも納得。
「VOZVRASHCHENIYE」は「帰…
二人の兄弟は十二年ぶりに帰ってきた父を写真で確かめなければ分からないほど父のことを知らない。
そんな父と兄弟は数日間の旅へ出る。
高圧的な父親に対し弟のイアンは道中、
父と上手く馴染めず、ずっと反抗…
そりゃあ兄ちゃんにはお父さんの記憶も少しはあるだろうけど、弟は全く覚えもなさそうだし、懐かないのも仕方ないのかなあ・・・なんて最初は思ってたけど、おいこの父親かなりビミョーじゃないか?
どんな子供に…
かなり淡々とした描写が終始つづく。
最後、死んだ父がボートともに海に沈んでいくのをみて、二人の兄弟が、幼少期に離婚して家を出て一切会ってないうえ旅中もひどい扱いをしてきた父親のことを「パパぁ!」と泣…
祖母と母と暮らす2人兄弟のアンドレイとイワン
平穏に暮らす2人の前に現れたのは
12年もの間、音信不通となっていた父親だった。
写真でしか知らない父という存在に戸惑う兄弟をよそに
父は息子達を連れ旅…