あの日のオルガンの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「あの日のオルガン」に投稿された感想・評価

きなこ

きなこの感想・評価

4.2
近くの映画館でやっていたのに見逃してしまい、アップリンク吉祥寺へ。
カラフルな座席に座りながら、同じ列の人もれなく、みんなすすり泣いていました。どうしたって泣いちゃうやつですよ。

戦争の映画でありながら、微笑ましい描写もたくさんありました。
戦争の中に、人々の暮らしが確かにあったこと、普通の人たちの普通の生活に降りかかった悲劇だったということを、改めて噛み締めた。普通の暮らしの中にあるお別れが、もしかしたら本当に最後のお別れになるかもしれない重み。
保母さんたちももちろん人間なので、完璧ではないわけで。重圧、責任を想像したら不安で仕方なかった。だから、田中がいなくなる時も、最後の戸田恵梨香の姿にも、涙腺が崩壊しました。

親子のシーンは辛くって、ニコラスウィントンのドキュメンタリーを思い出したなあ。
あと、この世界の片隅に、を。

戸田恵梨香と大原櫻子、組み合わせがとても良かったように思います。どちらも違う方向に強くて、どちらが欠けても周りはキツイだろうなあ。
大原櫻子が綺麗に歌い上げたら嫌だなーと思ったシーン、その心配皆無でした、良かったです。

2019-38

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦時 東京での空襲が激しくなっていく中
保育園の保母たちが子供の安全を考慮し園児53人を連れて
埼玉へ疎開しそこでの奮闘を描いた実話

空襲で逃げ惑うシーンはセット丸出し
疎開先への移動は田舎道をみんなで歩くシーンだけ
劇中起こった悲しい出来事はセリフだけで説明することが多い
低予算のせいだろうけど映像による悲惨な出来事の訴えは弱かった
映画というよりNHKドラマか演劇に近いと感じた
主演の戸田恵梨香の上司の保母が気丈さ出てて適役でよかった
もう一人の主演大原櫻子もドジっ子保母が容姿とピッタリ合っててよかった
全体的にはチープ感を除けば伝えたいこともわかるし良く出来た映画だった
ただ一点ラストオルガンをリアカーに乗せて疎開先に向かうようなシーンで終わったんだけど
あのシーンは蛇足だったなぁ
戸田恵梨香が泣いたシーンでエンドロールで余韻に浸れるようにすれば
個人的にベストだったのにそこが残念
エンドロール中に元保母さんと元園児本人の写真が出てきたのは
今でも元気で交流が続いてることはわかってとてもよかった
この世界の片隅にとはちょっとテイストが違うけど、めっちゃ暗いわけではない温かい戦時中のお話。
男は戦火の中で戦い、女は子どもたちのために戦う。今でも大変だけど保育士の大変さがすごく伝わってきた。そして戦争の残酷さ。これが事実なのだと我々は知らなくてはいけない。こういう作品は今後も増やしていくべきね。女優さんたちも自分が好きな方々で嬉しい。らこちゃん、恵梨香さま、堀田真由ちゃん素晴らしかった。
kai

kaiの感想・評価

4.0
実話に基づく映画。
第二次世界大戦末期、東京から保育園児を疎開させた保母たちがいた。
引受先はどのようなところなのか?親たちの反応は?疎開先での皆の暮らしぶりは?疎開先は安全なのか?
観る前に気になっていたことが少しずつ明かされていく。
脚本、撮り方そして役者がいいというのだろうか。登場人物が一人一人丁寧に描かれ、若い保母たち、両親、疎開先の人々他の思いが伝わってくる。子どもたちの演技も良かった。
観ている時は涙がずっと頬を伝わっていたのに、観終わってみると悲しい場面よりも、子どもたちが歌い笑って走り回っている姿を思い出し悲しくなる。

二度と戦争を起こしてはならないという思いが伝わってくる映画だった。今は戦争が起きたら逃げる場所なんて無いのだろうと思いながら映画を観ていた。
YS

YSの感想・評価

4.0
2019/2/22
配給 マンシーズエンターテイメント

感動の実話。戦時中の疎開保育園の話。

涙が止まらなかった。
当たり前の様な今の日々が、いかに大切かを改めて教えてくれる作品。

子供のオネショ、安心すると熟睡してしちゃうのね。
うちの息子、5歳。
時々まだしちゃう。安心してるのかは分かりませんが……。

家帰って寝顔で遊びました。
起こさないように……。
レゴ

レゴの感想・評価

3.8
なにが正しいのか、いつまで続くのか、続けられるのか、、、保育士としての葛藤が突き刺さる。自分だったらどうしていただろう…逃げ出した人を決して笑えない。最後の子どもを引き渡して、泣き崩れるシーンに号泣。
こうして先人たちが繋いできてくれた命に感謝。尊い。
久しぶりに映画を見てしゃくりあげるくらい泣きました。これが実話と思うと、この疎開を決断し実行した保育士の方々にただ頭が下がります。素晴らしい映画なのでもっとたくさんの映画館で上映されてほしい。平和で文化的な暮らしがいかに価値のあるものか、改めて感じさせられる作品でした。
kan

kanの感想・評価

2.2
なんとなく内容を知った状態で鑑賞。未就学児が学童疎開するまでが物語のテーマかと思ったら、学童疎開したのちの生活がテーマでした。そのためつまらない訳ではないけど、話は淡々としていたかも。

・みっちゃん先生のキャラが個人的には受け入れられない…自分で考えず自己肯定感を保とうとする人が苦手なので、観ながらすごくイライラしてしまいました(笑)

・最初の方、役者の方の棒読み感がすごかった。でもだからこそ、ニュートラルな視点(この話を実際の出来事としてでもなく、今の世界と乖離した出来事でもなく)で観れた感じはあります。

・戸田恵梨香の役の、戦争は追いかけてくるって言葉が印象的だった。この時代、戦争がいつ終わるかも分からない中、「死ぬ」ってことは最悪の結末ではなかったのかもしれない。家族を失った子供たちが一人で生きていくことは幸せなのか…考えさせられました。
とよ

とよの感想・評価

5.0
すごく良い映画なのでいろんな人におすすめしていたのですが、上映している映画館が少ないのが非常に残念😭

第二次世界大戦で空襲から子供達を守るために田舎に疎開して集団生活を送る保母さんと園児のお話

戦争を描いた映画というと、兵士の方やその家族視点で描かれているものが多い中、この作品は「保母さんと園児」
リアリティがあるなと思いましたが、それもそのはず、この作品、実話を元に作られているそうです

戦地に赴く人の過酷さや残された家族の悲しみだけではなく、市民がどんな生活を強いられたのか、何を奪われたのかというところにフォーカスを当てているので戦争を知らない世代にも訴えかけるものがあると感じました

戸田恵梨香演じる主任保母さんの「文化的生活をしよう」みたいな言葉があるのですが、子供達にとっての文化的生活の象徴こそが「あの日のオルガン」なんだなと....
トマ姫

トマ姫の感想・評価

4.0
これは引きずる映画だぁ。。

兵隊側じゃない戦争映画を久々に観た。あの時代、疎開という手段で子供達の命を繋いだ保母さんが全国にもいたんだろうか。自分も大変な中、他人の子の命を預かり守った保母さん達の奮闘はとても立派で胸を打つものだった。いい映画だ。

号泣はせずとも、ほろほろほろほろと静かに泣けた。客層はジジババが多く、すすり泣いていたように感じた。

『あの日のオルガン』の“あの日”はあの日だったのかな。それともあの日かな。

櫻子ちゃん目当てで行って、愛くるしい櫻子ちゃんをいっぱい堪能できた。可愛すぎて戦時中の人には見えなかったけど(笑)