フレンチ・ポップス歌手のクレオの一日を描いた作品。ヌーヴェルバーグのはしりのような作品で、物語は無いようなもの。
この作品、フランスを代表する作曲家でありジャズ・ピアニストでもあるミシェル・ルグラン…
鏡がクレオの過剰過ぎる自意識と周りの視線に対する不安の象徴だと聞くと、鏡が割れるという本来不吉の象徴とされる出来事が解放というポジティブな意味に感じられる。
美しさという外見や作り物の世界に囚われて…
パリの景色がとにかく美しい〜
5時から7時までの2時間の間のクレオとその周りで起こる出来事をほぼリアルタイムで追っていく
登場人物たちはいくつかの問いに対してそれぞれ独自の思想をもっている。
自…
女が女であることを、女としてどこまで描くことができるのか。
このことについて、様々な可能性と共に、どこか限界を感じさせるような作品でもあった。1962年という製作時期を織り込んだうえで、ここよりも…
この時代の白黒フィルムの特徴なのか、ガラスの見栄えが良かった。
喫茶店のシーンまでは面白かったけど、以降はデザインばかりが悪目立ちする長回しに耐えないチンタラした映像だった。役者の動きもつまらんかっ…
舌バカだから繊細な薄味を味わい尽くせない、そんな感覚の映画だったなー
わかるけどわからないっていうか、味わかるけどわからないみたいな、、
そんな奥行きを感じた映画だった。この時代のフランス映画あるあ…