病気をタロットカード占いで予言され、7時からの医者の診察まで気が気じゃないクレオというポップソンガーの話。いわゆる実存的危機に基づいた不安に駆られる女性の2時間を分刻みで追うという試みで、やろうとし…
>>続きを読むクレオって人の名前だったんだ。
ようやく観ました。
インサートされるゴダールとアンナの短編がまたいい。ほんとに楽しんでる。
アニエスヴァルダが撮る街ゆく人たちの表情がその時代を切り取るかのよう…
クレオは死について考えを巡らせて怯えるけれど、それでいて自由気儘。彼女と周囲の人々の「午後5時から7時まで」をほぼリアルタイムで追っていく。
のんびりとした時間と空間が心地良い。
街の景色、すれ違う…
アニエスヴァルダのドラマ
冒頭のタロットカードで占ってもらうシーンはカラーで美しく描き、不安に駆られている本編ではモノクロを使って効果的に演出している
ラストの着地まで色々な人と交流するクレオを演じ…
「水兵の数でも数えてなさい」は日常的に使えるユーモアですね。水兵じゃなくても面白いのが助かる
かなり感覚的に心地良い映画、感覚優位の映画作りだなとずっと感じていた、のだけれど立ち返って見ると、映画…