このレビューはネタバレを含みます
新城家の母、恵美子が亡くなった。
新城家がある沖縄諸島の粟国島の弔い方は火葬ではなく、現在も風葬が一般的であった。棺に納め4年の後、風化して残った骨を洗う洗骨という風習を行うため、恵美子の夫である信…
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4年前に亡くなり風葬した妻/母を
家族と身内で洗骨する話。
奥田瑛二の表情/佇まい/発声、
すべて素晴らしかった。
今までに観た奥田の芝居では
これが一番!
こういう奥田が観たかった!
応急処置後…
#21
今回で3回目、ひさびさの鑑賞。大好きな映画。
とにかくゴリ監督は、映画をよくわかっている。
脚本が、実にうまい。展開に弛緩する箇所がない。洗骨シーンに向けたネタの積み重ねや盛り上げ方が、とて…
この映画の存在を知ってからずっと観たかったのに、今日まで熟成させてしまった。
エンドロールまで観て聴いて、その上で余韻が残る。
信綱さんのお姉さん、あんなズバズバ言えるおばちゃん、必要だよね。
…
ゴリこと照屋監督の才能が爆発した秀作だ。これまでも短編やコメディは撮っていたが、沖縄は粟国島の土着的な風習「洗骨」を背景に妻であり母であった女性を送る家族を描く。名優奥田瑛二が主演だが、その姉を演じ…
>>続きを読む「洗骨」というタイトルからすごいと思った。
やっぱり、自分の親と思っても、骨になった姿はショッキングでしかないよね。
でも、骨を洗うということは自分を洗い、先祖は自分であるという最後のメッセージに更…
想像してたより全然良かった。
自分自身、特定の宗教に基づいた思想では無いけど生と死の循環みたいなものはなんとなくあるような気がしていて、その理がシンプルだが力強く表現されていたように思う。
Q太郎が…
最愛の人の死と、新しく生まれてくる命。
恐らく日本一過酷で、日本一温かい「洗骨」という葬い。
これほど泣いて笑った映画は久しぶりだ。
ゴリ監督凄い。
沖縄の美しい海と人々の温かさを感じられる素晴らし…
『洗骨』製作委員会